花カレンダー
花カレンダー 2005年5月

2005年
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アリウム ギガンチウム査定会の様子(5月31日)

 アリウム ギガンチウムの出荷開始に先立ち、出荷査定会が開催されました。

出荷査定会の様子
出荷査定会の様子
<写真−JA上伊那南部選花場(駒ヶ根市)にて>

 ギガンチウムはJA上伊那から出荷される球根ものとしてはもっとも早く、毎年5月後半から6月前半にかけて出荷をされています。下部写真の林倭夫さん方では約20aを作付け、早いもので先週末より出荷が開始されました。
 また、出荷査定会では一昨年よりアルストロメリア、トルコギキョウなどの大品目で既に取り組み、出荷咲き市場より評価をいただいている等階級・センチ表示への変更などを盛り込み行われました。

指導会の様子
指導会の様子
定植直後の圃場
定植直後の圃場

 今年の作柄は、5月上中旬の低温を受けやや遅めのスタートとなっていますが、草丈、花の大きさなどとても良い仕上がりとなっています。
 ギガンチウムの出荷はこれから6月上中旬までの見通しとなっており、上伊那合計で約25,000本の出荷予定となっています。


洋ユリ圃場巡回開催(5月24日)

 出荷開始に伴い、洋ユリ専門部にて圃場巡回が開催されました。

圃場巡回の様子
圃場巡回の様子
<写真−遠山鉄恵さん方圃場(駒ヶ根市)にて>

 JAでは5月初旬よりLAハイブリット、アジアティックが出荷が開始となっていますが、オリエンタルハイブリットの出荷、また、6月からの本格的なピークに備え南部地区各圃場の巡回を行いました。

指導会の様子
指導会の様子
定植直後の圃場
定植直後の圃場

 巡回の結果、今年の作柄は5月中旬からの低温で予定よりも若干遅れ気味となっていますが、軸の太さ、輪つきとも非常に良い状態での生育状況となっており、6月上旬からの出荷ピークに向け期待が持てる状況となっています。

 洋ユリの出荷はこれから本格化し、オリエンタルハイブリット "ソルボンヌ"、"メデューサ"、"シベリア"、LAハイブリット"ロイヤルトリニティー"、"クーリエ" などを中心に夏の間継続的に出荷される予定となっています。


各種洋ユリ出荷開始(5月17日)

 気温の上昇に伴い、洋ユリの出荷が開始されました。

洋ユリ圃場の様子
洋ユリ圃場の様子
<写真−飯島佳稲さん方圃場(飯島町)にて>

 洋ユリは、最も早い作型のもので年末から年始にかけ次年度用の定植が開始され、毎年ゴールデンウィーク過ぎ頃から出荷が開始されます。
 写真の飯島佳稲さん方ではアジアティックリリーのモナ、ヒルデ、LAハイブリットのロイヤルトリニティーなどを作付け、最も早い定植のものは既に出荷終盤となっています。

圃場の様子
洋ユリ圃場の様子
水揚げの様子
水揚げの様子

 今年は最も早いもので5月3日から出荷が開始されており、今後徐々に出荷数量を増やし、5月後半から6月にかけ季咲き作型のピークを迎える予定となっています。
 今年の作付けは昨年とほぼ同等で、アジアティック、LAハイブリット約30万本、オリエンタルハイブリット約10万本を出荷する予定となっています。


バイオ鉄砲ユリ苗床巡回の様子(5月10日)

 育苗も大詰めを迎え、バイオ鉄砲ユリの苗床巡回が南部、北部各地区にて開催されました。

苗床巡回の様子
バイオ鉄砲ユリ 苗床巡回の様子
<写真−バイオ鉄砲ユリ共同育苗ハウス(駒ヶ根市)にて>

 バイオ鉄砲ユリは業者で育成された小球からの育苗に加え、昨年より生産者各戸によるりん片繁殖も行っており、毎年3月中旬から下旬頃に育苗を開始、5月中旬から後半にかけて各圃場に定植されます。
 今年の育苗の様子は、今年より本格的により球根購入業者を変更するなど例年とやや異なる様子でのスタートとなりましたが、昨年に比べ順調な生育となっており、9月中旬からの出荷に期待が持てる状況となっています。

苗床巡回の様子 苗床巡回の様子
苗床巡回の様子

 また、昨年までの据置圃場は、3月の低温の影響などからやや遅れ気味での推移となっていますが、4月後半からの好天で旺盛な生育を見せており、旧盆需用狙いに期待が持てる状況となっています。

 露地品目であるバイオ鉄砲ユリはここ数年、長梅雨や空梅雨、猛暑や冷夏、昨年は台風の連続と毎年変化する天候に苦しめられる作付けが続いていますが、その中でも試行錯誤と努力を重ね、より良い生産を目指して行きたいと思います。


春の花木・草花の出荷間近(5月2日)

 5月に入り、花木、草花の出荷が間近となりました。

スノーボール
ビブルナム "スノーボール" 圃場
<写真−春日国博さん方圃場(伊那市)にて>

 ビブルナム "スノーボール" はJA上伊那で出荷される花木としては最も早く、毎年5月初旬頃に出荷が開始されます。写真の春日国博さん方他、中部地区を中心に約7a栽培されており、つぼみもだいぶ大きくなり早いものでは来週頃から出荷が開始となりそうです。

スノーボール
ビブルナム "スノーボール"
フォルカフリューデン
デルフィニウム "フォルカフリューデン"

 また、デルフィニウム、スターチスなどの品目も順調な生育を見せていて、デルフィニウムの早いものは出荷間近、スターチスは5月後半から出荷される予定となっています。

 気温の上昇と共に、色彩豊かな季節が間近に迫ってきています。



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