花カレンダー
花カレンダー 2005年4月

2005年
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新鉄砲ユリの定植開始(4月26日)

 夏からの出荷へ向け、新鉄砲ユリの定植作業が始まっています。

定植作業の様子
定植作業の様子
<写真−伊藤勝弘さん方圃場(飯島町)にて>

 新鉄砲ユリの育苗は12月後半から開始されており、真冬の育苗期間を経て4月中下旬〜5月上旬にかけ各圃場に定植をされます。今年の苗は順調な成育を見せており、8月からの出荷へ向け順調なスタートを切ることができました。
 昨年の据置圃場も順調に生育しており、6月中旬の出荷へ向け期待が持てそうな状況となっています。

新植圃場
新植圃場
昨年の据置圃場の様子
昨年の据置圃場の様子

 また、4月26日にはメーカーによる機械定植機の実演が生産者圃場にて行われ、省力化を図りより多くの生産に向けての動きも検討されています。

機械定植の様子
機械定植の様子
機械定植の様子
機械定植の様子

 昨年は降霜、高温、台風などの影響により露地作物の鉄砲ユリにとって栽培の難しい年でしたが、昨年までの教訓を活かしより良い生産に取り組んでゆきたいと思います。

 今年の新植植え付け予定はほぼ昨年並みの約100万本、据置、抑制作型をあわせ約200万本の予定となっています。


アルストロメリア改植苗導入の様子(4月19日)

 秋からの出荷に向け、アルストロメリア改植苗の入荷が始まりました。

入荷苗の検査
入荷苗の検査
<写真−JA上伊那中部選花場(伊那市)にて>

 アルストロメリアの苗はほぼ100%がオランダから導入され、毎年4月後半から5月中旬にかけて改植作業が始まります。改植は新品種の導入のほか種苗法で定められた使用期限が切れた苗について行われており、今年は新規導入と改植を併せ約45,000株の導入が予定されています。

出荷査定会の様子
導入された苗
選花場の様子
苗の様子

 今年の導入状況は、最新品種はもちろんのこと、プリマドンナやドリームランドなど昨年までに人気をいただいた品種を増やし色バランス、品種バラエティーを更に彩り豊かにする計画となっており、秋からの出荷により一層期待が持てる改植予定となっています。


アルストロメリア出荷査定会開催(4月12日)

 アルストロメリアの出荷最盛期を迎え、各地区にて出荷査定会が開催されました。

出荷査定会の様子
出荷査定会の様子
<写真−JA上伊那中部選花場(伊那市)にて>

 アルストロメリアは、ここ一週間の初夏を思わせる陽気もあり一回の出荷量で20万本を超えるピークを迎えています。
 出荷査定会では選別・荷造りの注意点・目揃いのほか、今後厳しさが予想される販売面においても各種取り組みや、需要期の予約状況について事務局より説明がされました。

出荷査定会の様子
出荷査定会の様子
選花場の様子
選花場の様子

 一昨年より開始した湿式立箱輸送などによりより有利な販売が行えるようになりましたが、このような機会を多く設け、より一層品質・情報開示などを行っていきたいと考えています。

 アルストロメリアの出荷ピークは今後5月ゴールデンウィーク明けまで続く見通しとなっており、これからの一ヶ月で約400万本の出荷予定となっています。


トルコギキョウ定植最盛期へ(4月5日)

 トルコギキョウの定植が最盛期を迎えています。

定植直後の圃場
定植直後の圃場にて
<写真−原吉民さん方圃場(箕輪町)にて>

 JA上伊那ではトルコギキョウの育苗組織、(農)いなアグリバレーで育苗された苗が各生産者のもとへ配布されます。苗の配布は3月上旬から始まっており、7月〜8月の需要期へ向けた定植作業が最盛期を迎えています。
 写真の原吉民さん方では、マシューブルーなど2品種を3月下旬に定植、順調な生育を見せています。

圃場の様子
圃場の様子
定植直後の苗
定植直後の苗

 現在までの育苗は、苗の揃い、生育状況とも順調で、今後の定植、出荷へ向け期待が持てる状況となっています。

 今年度の育苗、配布は約220万本の予定となっており、6月後半を皮切りに11月頃まで出荷をされる予定となっています。



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