花カレンダー
花カレンダー 2004年6月

2004年
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トルコギキョウの出荷開始(6月29日)

 JA上伊那の夏から秋の代表的な品目、トルコギキョウの出荷がいよいよ開始されました。

圃場の様子
圃場の様子
<写真−伊藤茂男さん方圃場(伊那市)にて>

 トルコギキョウの育苗組織、(農)いなアグリバレーでは年末〜年明けから育苗を開始しており、JA上伊那オリジナルの早生品種 " スノーエンジェル " など数品種の出荷が開始となりました。
 また、来月からの本格的な出荷へ向けて、各生産者、各圃場ともに次第に生育が進んでおり、7月〜8月の需要期へ向け期待できそうな状況となっています。

生育中の圃場
生育中の圃場
スノーエンジェル
オリジナル " スノーエンジェル "

 今年の作柄は、天候や育苗形態の変化などで例年よりやや早めに生育していますが、輪付き、茎の締りなどとてもよい状態となっています。
 トルコギキョウの出荷はこれから徐々に数量を増やし、7月中旬から8月中旬に、オリジナル品種の " スノーエンジェル "、" マシューブルー " を中心に第一次ピークを迎える予定となっています。  


オリエンタルハイブリットリリー出荷ピークへ(6月23日)

 新盆の需要を目前にし、オリエンタルハイブリットリリーの出荷が最盛期を迎えようとしています。

圃場の様子
選花作業の様子
<写真−遠山鉄恵さん方(駒ヶ根市)にて>

 現在出荷が開始となっているのは春先の2月〜3月に植えつけた球根で、写真の遠山鉄恵さん方では " コブラ " のピークが終了、これから " シベリア " の出荷が最盛期を迎えます。
 また、下部写真の所河昌昭さん方では、出荷の始まった " ソルボンヌ " をはじめ、新品種の " ウィルカアルベルティ "" リアルト " なども作付けしており、新しい品種バラエティに期待がもたれます。

圃場の様子
圃場の様子
リアルト
OHB リアルト
(共に所河昌昭さん方圃場にて)

 今年の作柄は、5月の天候不順で生育にやや遅れの出た圃場もありますが、概ね順調で、また、球根の状態も大変良いことから輪数、草丈に関してはとても良い状態となっています。
 オリエンタルハイブリットリリーの出荷は需要期に合わせ作付けを行っていて、これから7月上旬、8月上旬、9月中旬とそれぞれにピークを迎える見通しとなっています。

品種の写真はこちらからご覧下さい。


新鉄砲ユリの出荷開始(6月15日)

 一ヵ月後の需要期を控え、据え置きの新鉄砲ユリの出荷が開始されました。

圃場の様子
新鉄砲ユリ圃場の様子
<写真−新鉄砲ユリ圃場(飯島町)にて>

 新鉄砲ユリは、南部系、希系共に毎年この時期より据え置き(昨年植えた球根を生育させ、翌年開花させる作型)の出荷が開始されます。
 今年の作柄は、暖冬のため途中までは例年よりも早い生育でしたが、4〜5月に不順な天候が続き例年通りの出荷となりそうです。また、一部に冷害や多雨の影響の出たものもありましたが、概ね順調に生育が進み、先週末より出荷が開始されました。

圃場の様子
圃場の様子
鉄砲ユリ
鉄砲ユリ

 出荷はこれから6月下旬に向けピークを迎える予定で、南部系、希系あわせ据え置きで約120万本の出荷を予定しています。
 また、続いて始まるバイオ鉄砲ユリ、新鉄砲ユリの新植などを合わせ、鉄砲ユリ全体で今後11月にかけて約300万本の出荷予定となっています。


ホワイトレースフラワーの出荷開始(6月8日)

 6月に入り、ホワイトレースフラワーの出荷が開始となりました。

圃場の様子
ホワイトレースフラワー圃場の様子
<写真−大槻高章さん方圃場(箕輪町)にて>

 ホワイトレースフラワーは毎年5月後半〜6月初旬に出荷が開始されています。
 写真の大槻高章さん方では約3アール作付けを行っており、出荷が開始され、間も無く最盛期を迎えようとしています。

ホワイトレースフラワー
ホワイトレースフラワー
出荷者の大槻さん
出荷者の大槻さん

 今年度の出荷では、昨年よりトルコギキョウ、アルストロメリアで行っており効果の得られた湿式立箱輸送を行っていて、より高品質な出荷ができるよう取り組んでいます。

 ホワイトレースフラワーの出荷はこれから6月終わり〜7月初旬にかけて行われる予定で、約35,000本の出荷予定となっています。また、今年は9月後半からの秋の出荷も予定されています。


ギガンチウムの出荷開始(6月1日)

 入梅を目前として、ギガンチウムの出荷が開始となりました。

圃場の様子
ギガンチウム圃場の様子
<写真−田畑昭さん方圃場(伊那市)にて>

 ギガンチウムは、JA上伊那の基幹品目であるアルストロメリアの最盛期から鉄砲ユリの出荷開始(6月中旬〜)までの間を補完する重要な品目として主に中部、南部地区で生産されています。
 写真の田畑昭さん方では約3アールの作付けを行っていて、今週より出荷が開始されます。

ギガンチウム
ギガンチウム
草丈のチェック
草丈のチェック

 今年の作柄は、春先まで暖冬で順調に推移してきた後に一部で遅霜の被害が出た圃場もあり、やや出荷本数が減少の見通しとなっていますが、ほとんどの圃場では順調な生育となりました。

 ギガンチウムの出荷はこれから6月中旬まで続く見通しで、約25,000本の出荷予定となっています。


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