花カレンダー
花カレンダー 2009年12月

2009年
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花カレンダー総集編(12月24日)

 暖冬の今年も、年の瀬に来て雪景色となっています。

上伊那の風景
上伊那の風景
(写真−駒ヶ根市にて)

■1月
 チューリップ、ラナンキュラスなど冬場の品目が出荷される時期となりました。
 また、中旬より各地でアルストロメリア産地フェアが開催されました。

■2月
 燃料の高騰や環境対策の中から、化石燃料ではない形式の暖房機のテストが行なわれました。今シーズンも新しく様々な暖房機がテスト導入されており、生産にも環境対策の波が訪れています。
 また、なにわ花いちば様で開催された展示会などへの参加も行ないました。

■3月
 出荷最盛期が近付き、今年もほぼ週末ごとにアルストロメリア産地フェアを開催していただきました。今年もお客様へのプレゼントなど、様々な企画を模索し続けながらの開催となりました。

■4月
 4月も全ての週末でアルストロメリア産地フェア開催となりました。昨年より、4月からのフェアにはJA上伊那新規採用職員が店頭に立つなど、JA職員の研鑽の場としても勉強になるフェア開催となりました。

■5月
 アルストロメリア改植シーズンとなり、新規導入品種を含め次シーズンの作付が本格的に行なわれました。
 また、5月一杯も引き続き産地フェアが各地で行なわれました。

■6月
 鉄砲百合、LAユリなどの品目で出荷シーズンとなりました。今年は春先の凍霜害でやや不安視されたものの、順調な出荷となりました。
 また、各所で行なわれた展示会等にも積極的に参加をしました。

■7月
 トルコギキョウの出荷が本格的に開始されました。今年は過去最大数量の作付けが行なわれました。
 また、長野市で開催された信州フラワーショーではアルストロメリア、枝物など3点の入賞を果たすことが出来ました。

■8月
 今年から長野県共選産地をあげてトルコギキョウ規格統一会議が定期的に開催されました。
 また、夏場の管理期に伴うアルストロメリア圃場巡回が各地区にて行われました。

■9月
 夏場の管理方法や新品種の生育度合いをチェックするため、アルストロメリア圃場巡回が持たれました。今年は日照、気温ともに例年よりやや少なめの中、気象条件に合わせた管理講習が行なわれました。
 また、岡谷市で開催されたなんしんフラワーフェスタではアルストロメリア、鉄砲百合など5点で入賞を果たすことが出来ました。

■10月
 秋の品目の出荷シーズンを迎え、トルコギキョウ、鉄砲百合、枝物などによる産地フェアが開催されました。
 また、秋の出荷時期を迎え、アルストロメリア市場取引懇談会が開催されました。

■11月
 11月14日、15日に行なわれたJA上伊那祭りでは、今年も青年部による展示即売が盛大に行われました。
 また、来シーズンの出荷に向けたオランダ種苗メーカーによるアルストロメリア品種説明会が開催されました。

■12月(このページ)
 アルストロメリア現地検討会(フラワー・オークション・ジャパン様)など各種活動を通じて、年間を通じて切れ間無く切花を生産できる体制を作り上げています。年末に来てアイリス、南天など各品目も積極的な作付けを行なっており、今後も皆様にご愛顧いただけるJA上伊那を目指し生産を続けて行きたいと思います。


 生産、販売における環境は年を追うごとに厳しさを増すばかりですが、産地としてできることを一つずつ消化しながらより良い産地作りを目指して行きたいと思います。

 今年一年のご愛顧、誠にありがとうございました。
 来年もどうぞよろしくお願いします。


長野県規格統一栽培講習会の様子(12月17日)

 12月17日、JA長野県営農指導者会議花き専門部の主催で、JA木曽管内にてアルストロメリア栽培講習会が開催されました。

講習会の様子
アルストロメリア栽培講習会の様子
(写真−信州グリーンサポート圃場(長野県木曽郡)にて)

 長野県花き専門部では長野県共選産地のアルストロメリア出荷規格統一に向け栽培、規格の両面から意識統一を図っており、今回で2回目の開催となりました。
 指導会では、それぞれの品種特性に合わせた栽培のポイント等が説明され、各産地の出荷形態や栽培環境と併せた講習となりました。

講習会前挨拶
講習会の様子
講習会の様子
講習会の様子

 アルストロメリア講習会は栽培、出荷規格、販売など様々な面から今後も定期的に開催される予定となっており、長野県共選産地として一丸となってアルストロメリア栽培に取り組んで行きたいと思います。


アルストロメリア現地査定会の様子(12月10日)

 12月4日、7日の両日、部会員全員参加の元にフラワー・オークション・ジャパン様にてアルストロメリア現地査定会を開催しました。

査定会の様子
アルストロメリア現地査定会の様子
(写真−フラワー・オークション・ジャパン様(東京都大田区)にて)

 現地査定会は生産者全員が市場流通の現場を見る機会として毎年この時期に開催されているもので、両日あわせ約80名にて訪問させていただきました。
 査定会では荷受け場にてJA上伊那産、他産地産のアルストロメリアの比較を行なったほか、競り前に買参人の皆様へ生産者全員でご挨拶をさせていただく機会もいただきました。

競り前挨拶
競り前挨拶の様子
競りの様子
競りの様子

 また、会議室をお借りし藤澤社長、佐無田常務、一楽次長、藤倉主任より流通情勢や今後の方針等についてそれぞれお話をいただくことが出来ました。

藤澤社長より
藤澤社長より
質疑応答
質疑応答

 年末の需要に向けアルストロメリアの出荷も最盛期となっている中、実際の販売を目にすることで今後より良い生産へと結び付けて行きたいと思います。
 最後になりましたが、フラワー・オークション・ジャパン様におきましては大人数での訪問を快くお受けいただいたき誠にありがとうございました。今後も皆様のお力添えをいただきながら、より一層良い生産へと進んで行きたいと思います。


アルストロメリア立毛品評会の様子(12月3日)

 11月30日、アルストロメリア立毛品評会(圃場審査会)が開催されました。

審査の様子
立毛品評会 審査の様子
(写真−アルストロメリア圃場(南箕輪村)にて)

 アルストロメリアは夏場の生育期を過ぎ、秋から本格的な出荷が開始されています。
 審査は過去最大の出展数となる30圃場で行なわれました。今年は夏場の気候条件がアルストロメリアにとって過ごしやすい環境だったこともあり、いずれの圃場も管理が行き届き出荷最盛期の様相となっており、甲乙つけがたいハイレベルな審査会となりました。

品評会の様子
立毛品評会の様子
品評会の様子
立毛品評会の様子

 審査の結果、一位には(有)末広農園(伊那市)の「プリマドンナ」が、二位には(農)らいふ(伊那市)の「セットポイント」がそれぞれ選出されました。

 また、年明けには6月から各品目で行われてきた立毛品評会を総評した総合審査が行なわれる予定となっており、次年度の部会総会で表彰式が行なわれる予定となっています。



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