11月26日、トルコギキョウの協同育苗施設（農）いなアグリバレーの定期総会、トルコギキョウ専門部の反省会が開催されました。

トルコギキョウ反省会の様子
（写真−JA上伊那本所（長野県伊那市）にて）

　（農）いなアグリバレー総会では決算報告、予算案の承認のほか、今年度は役員改選の年にあたることもあり活発な意見交換と今後の運営方針について議事が進行されました。

　また、続いて行われたトルコギキョウ専門部反省会では（株）なにわ花いちばより中西様、（株）フラワー・オークション・ジャパンより藤倉様にお越しいただき、今年度の販売についてご意見をいただくと共に、来期の作付け、出荷方針について協議がもたれました。

反省会の様子

（農）いなアグリバレー総会

　今年度は夏場の販売面は苦戦をしたものの、秋口からは安定した半場でほぼ前年並みの販売となりました。
　来年もJA上伊那オリジナル品種を書くとした出荷の中で、多くのお客様にご指名いただける産地形成を目指し専門部、（農）いなアグリバレー一丸となり生産・販売を執り行いたいと思います。

　11月初旬から中旬にかけ、オランダ種苗メーカー各位にお越しいただきアルストロメリア新品種説明会が開催されました。

ベラビスタ新品種説明会の様子
（写真−JA上伊那駒ヶ根支所（長野県駒ヶ根市）にて）

　はじめにヒルベルダ、ベラビスタの説明会が開催されました。
　各社とも生産性と花色の両面を重視した品種を多数インフォメーション、来年以降の作付けに向けての品種選定が行われました。

ヒルベルダ品種説明会

クンスト品種説明会

　また、翌週にはクンスト新品種説明会が開催されました。 　こちらも多くの新品種の中で上伊那の気候に合う品種を中心にインフォメーションをしていただきました。

ヒルベルダ、ベラビスタ紹介品種

クンスト紹介品種

　今回インフォメーションされた新品種は試作の様子等も見ながら検討をされ、各生産者の作付け状況、圃場条件とも照らし合わせながら年内一杯に品種を決定、来年秋からの出荷となる予定です。

　週末に各地でアルストロメリア産地フェアを開催していただきました。

アルストロメリア産地フェアの様子
（写真−小田急フローリスト相模大野店様（神奈川県相模原市）にて）

　小田急フローリスト様では小田急沿線の12店舗でフェアを開催していただきました。フェアでは産地加工束で行われ、より新鮮な状態でお客様へお届けできるよう販売を行いました。
　また、相模大野店様、新宿フローラ店様では産地より生産者、担当者で店頭販売に立たせていただき、実際の現場でお客様との対面販売をさせていただきました。

産地フェアの様子 （相模大野店様）

産地フェアの様子 （新宿フローラ店様）

　また、同日には東京都大田市場内中卸、プランツパートナー様でフェアを開催していただき、こちらも担当者にて店頭に立たせていただきました。プランツパートナー様での販売は、実際に花をデザインされる買参人の皆様へのアピールとなっており、花に携わる多くの皆様へJA上伊那アルストロメリアを知っていただく貴重な機会となりました。

産地フェアの様子の様子

産地フェアの様子

　景気の低迷による市場全体の消費能力の低迷は花の販売にも影響を及ぼす中ですが、お客様にとって魅力のある花の生産・販売に今後も取り組んで行きたいと思います。

　10月31日、11月1日に（株）フラワー・オークション・ジャパン様で開催されたJFIフェアに産地として参加、ブース展示を行いました。
　（以下、写真報告）

JA上伊那ブース	JA上伊那ブース
アルストロメリアの展示	アルストロメリアの展示
トルコギキョウ・スナップ等	スプレーマム（イチオシ！）の展示
竹を使ったアレンジ	竹を使ったアレンジ
オリアンタルハイブリッド	LAハイブリッド
長野県内JAの展示	長野県内JAの展示
県外他産地様の展示	県外他産地様の展示

　また、同日に開催されたIFEXにおいてはタキイ種苗様のブースにてアルストロメリアの展示が行われ、JA上伊那からも新品種をメインに装飾をしていただきました。

IFEXタキイ種苗様ブース

IFEXタキイ種苗様ブース

　消費の低迷や各種資材の高騰により生産環境は厳しさを増す中ですが、様々な活動を通じ多くのお客様に愛される産地となれるよう、今後も努力をして行きたいと思います。