2月8日〜9日、14日〜15日にかけて襲った大雪の被害状況について、被害状況、生産状況のお知らせを致します。

アルストロメリアハウス被害状況
（写真−アルストロメリア生産圃場にて）

　当地区でも多いところで積雪1m程度となり、アルストロメリアの現行作付ハウス、ユリ、トルコギキョウ等の作付予定ハウスの被害が発生しています。
　現在は倒壊したハウスの片付けと並行して今後の再建に向け動き出していますが、いずれの品目においても早期に全ての再建は困難な状況で、今後の生産への影響は免れない状況となっています。

アルストロメリア被害状況

ユリハウス被害状況

　しかしながら現在まで使用されていなかった空きハウスの活用など生産数量を確保して行く方針に変わりはなく、今後も産地の責務として花きの生産、出荷を継続して行く所存です。ご迷惑をお掛けすることもあろうかと思いますが弊JA上伊那花き部会を今後ともお引き立ていただきますよう、心よりお願い申し上げます。

　先週末も関西、関東各地にてアルストロメリア産地フェア、アルストロメリア品種展示が開催されました。

アルストロメリア産地フェアの様子
（写真−ホームセンターコーナン　りんくう羽倉崎店様（大阪府泉南郡）にて）

　ホームセンターコーナン様では昨週に引き続いてのフェア開催となり、今週はりんくう羽倉崎店様、草津店様、西宮今津店様の3店舗様の店頭にてフェア販売を行いました。

ホームセンターコーナン 草津店様様

ホームセンターコーナン 西宮今津店様

　また、関東ではスーパータイヨー東陽町店様、長野県内のヌボー生花店様でそれぞれ産地フェアが開催されました。ヌボー生花店様でのフェアは長野県下JAによる合同フェアとなっており、アルストロメリアをはじめとしてアネモネ、ダリア、ストックなど冬の信州を彩る花をふんだんに用いてのフェア販売となりました。
　フェア当日は関東甲信越地域を中心に大雪に見舞われ、予定していた生産者、担当者による店頭販売には赴けませんでしたが、市場のご協力もいただき足元の悪い中ですが盛況なフェア販売となりました。

スーパタイヨー東陽町店様	ヌボー生花南バイパス店様

　また、市場、仲卸においてはアルストロメリア品種展示を行い、春の最盛期に向けた産地アピールが行われました。

みやこ様　アルストロメリア品種展示の様子（京都府京都市）

東京フラワーポート様

川崎花卉園芸様

　フェア、展示と花に携わる多くの方にJA上伊那アルストロメリアを知っていただき、良い花をお届けできるよう今後も努力を重ねて行きたいと思います。

　2月に入り、関東、関西の各地にてアルストロメリア産地フェアが開催されました。

アルストロメリア産地フェアの様子
（写真−ホームセンターコーナン　堺店様（大阪府堺市）にて）

　ホームセンターコーナン様では、2月8日、9日に堺店様、新大阪センイシティー店様、東大阪菱江店様、橿原香久山店様にてフェアを開催しました。アルストロメリア産地フェアは2007年の開始以来7年目を数え、恒例となった開催の中で多くのお客様にお越しいただくことができました。
　ホームセンターコーナン様でのアルストロメリア産地フェアは今週末にも予定をされています。

ホームセンターコーナン 新大阪センイシティー店様

ホームセンターコーナン 東大阪菱江店様

　また、前日の2月6日、7日にはパレット梅田店様にてアルストロメリア産地フェアが開催されました。
　こちらも継続してのフェアに、多くのお客様にお越しいただくことができました。

パレット梅田店様

　関東方面では2月8日、9日の週末にJマート三鷹店様、長坂店にてアルストロメリア産地フェアが行われました。Jマート様でのフェアも2007年以降毎年開催をしていただく中で多くのお客様にご愛顧をいただいています。
　フェア当日の関東地方は45年ぶりという記録的な大雪の中とありお客様には恵まれませんでしたが、その中でもアルストロメリアをご愛顧いただき足を運んでいただけるなど、継続した取り組みの意義を感じることのできるフェアとなりました。

Jマート三鷹店様	Jマート長坂店様
Jマート三鷹店様（外観）	Jマート長坂店様（外観）

　また、同じ週末にはユナイテッドベジーズ市川店様、川崎店様にて長野県内のアルストロメリア産地による産地フェアが行われました。
　全農長野の主催でアルストロメリア生産規格統一を図る活動の一環として行われた産地フェアで、県内産地が一同に介すフェアに足元の悪い中ですが大変好評な取り組みとなりました。

ユナイテッドベジーズ市川店様	ユナイテッドベジーズ川崎店様
ユナイテッドベジーズ市川店様（付近）	ユナイテッドベジーズ川崎店様（付近）

　今週は天候に恵まれない産地フェアとなりましたが、その中でも継続してご愛顧いただけるお客様に恵まれ、大変実りのある週末となりました。

　2月4日、市場、行政、全農各位をお招きしトルコギキョウ栽培拡大推進大会が開催されました。

トルコギキョウ栽培拡大推進大会　会場の様子
（写真−JA上伊那本所（伊那市）にて）

　JA上伊那の基幹品目であるトルコギキョウは平成25年の販売実績で3億円を突破し、この5年で約1.5倍と拡大推進が図られています。拡大推進大会はJAの主催の下、今後の更なる拡大推進を図り開催されました。

　拡大推進大会ではまずは平成25年の販売協力に感謝し、各市場よりご参集いただいた皆様へ弊JA御子柴組合長よりの感謝状が贈呈されました。

感謝状贈呈式

　続いて平成25年の振り返り、平成26年の計画及び近い将来の5億円達成に向けた拡大推進計画の発表の他、（株）九州大田花きの萩原正臣専務取締役に「九州における販売取り組みと生産販売情勢について」と題し基調講演をいただきました。
　九州大田花き様とは昨秋より取引が開始され、JA上伊那ではこれまで取り組んでいなかった九州地区への販売網拡大へ向けご尽力をいただいていると共に、今後の拡大推進へ向けた足がかりを構築するために貴重なお話をいただき、今後の生産意欲へとつなげることができました。

基調講演「九州における販売取り組みと生産販売情勢について」
（株）九州大田花き　萩原正臣専務取締役

　また、推進大会終了後には販売金額3億円達成を祝しJA下村営農経済担当常務、丸田トルコギキョウ専門部長およびトルコギキョウの生産販売にご尽力をいただいている市場を代表し西日本花き代表取締役社長礒谷様、農業改良普及センター安藤様、全農長野内田様による鏡割りが行われるなど、今後の生産意欲拡大に向けた祝賀会が執り行われました。

3億円達成記念の鏡割り

　関係各位のお力添えのもとで達成できた販売金額3億円と、更なる発展に向けまだまだ努力することの多い弊産地ですが、実績以上に消費地へより良い花をお届けする使命のもと今後も積極的な生産販売努力を継続して行きたいと思います。

　最後になりましたが、参列いただいたご来賓各位におかれましてはご多忙の中、また遠方よりお越しいただき誠にありがとうございました。今後共JA上伊那トルコギキョウをご贔屓いただくと共に強固な産地構築へ向けご指導いただければ幸いです。