花カレンダー
花カレンダー 2003年10月

2003年
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金魚草(スナップ)の出荷開始(10月29日)

 晩秋から初冬にかけての品目、金魚草(スナップ)の出荷が始まりました。

圃場の様子
金魚草圃場の様子
<写真−原英雄さん方圃場(南箕輪村)にて>

 写真の原英雄さん方では白の "エクセルホワイト" 、ピンクの "エクセルライトピンク"などを約2.5アール作付けしており、順次出荷が始まっています。
 金魚草は一年草のため毎年の出荷数量は不定ですが、トルコギキョウなどの後作として、また、晩秋の出荷数量の少なくなる時期に向けての補完品目として作付けがされています。

エクセルホワイト
金魚草 "エクセルホワイト"
エクセルライトピンク
金魚草 "エクセルライトピンク"

 スナップの出荷は順次始まっており、白、ピンクを中心に11月初旬まで出荷される予定になっています。


スプレーマムの出荷開始(10月22日)

 秋の深まりと共に、スプレーマムの出荷が始まりました。

圃場の様子
スプレーマム圃場の様子
<写真−唐沢達夫さん方圃場(飯島町)にて>

 写真の唐沢達夫さん方では濃いピンクの "リズム" 、白〜薄いピンクの "イーグル"の2品種を約3アール作付けしており、順次出荷が始まっています。
 秋のスプレーマムは毎年作付けを行なっており、年間を通じJA上伊那では洋花を中心に作付け、出荷している中で、違った彩を加える貴重な品目となっています。

リズム
SPマム "リズム"
フロッギー
SPマム "フロッギー"

 スプレーマムの出荷は順次始まっており、白、ピンク、グリーンなど各色を取り混ぜ、10月の後半をピークに11月初旬まで出荷が継続される予定になっています。


ストックの出荷開始(10月15日)

 秋から初冬の品目、ストックの出荷が始まりました。

圃場の様子
ストック圃場の様子
<写真−平沢恒夫さん方圃場(伊那市)にて>

 写真の平沢恒夫さん方では "カルテット ローズ" など、カルテットシリーズを5品種、約2.5アール作付けしており、順次出荷が始まっています。
 ストックはトルコギキョウの後作などとして主に中部地区で作られており、秋〜初冬の補完品目として重要な品目となっています。

圃場全景
圃場全景
カルテット アプリコット
SPストック "カルテットアプリコット"

 ストックの出荷は順次始まっており、スプレーストックのカルテットシリーズを中心に、これから10月後半にかけて出荷が継続される予定です。


アルストロメリア各種イベント(10月8日)

 10月1日、本格的な出荷シーズンを目前に控え、アルストロメリアの品種説明会が開催されました。

品種説明会の様子
品種説明会の様子
<写真−全農南信会館会議室(伊那市)にて>

 説明会はオランダ・ロイヤルバンザンテン社のアンドレ・フロイヒデンヒル輸出部長様、タキイ種苗の鈴木次長様にお越し頂き、中北部会場、南部会場の二ヵ所にて開催されました。

中北部会場の様子
中北部会場の様子
南部会場の様子
南部会場の様子

 来年度以降の新品種を中心に行なわれた説明では、地中冷房や点滴潅水といった新技術も視野に入れ、市場や消費者に好まれる色、また、栽培や出荷がより有利に進められるような品種を紹介していただきました。来年以降の作付けを考える上でより有利に、より収益を上げられる品種について、最新品種の検討が行なわれました。

フォーラムの様子  また、その前日には(株)福花園種苗様の主催で行なわれたアルストロメリアフォーラムに、生産者、担当約20名で参加をしました。
 アルストロメリアを中心とした花きの栽培技術や流通について学べる非常に良い機会として毎年参加させていただいているもので、今年も非常に有益な話を多く伺うことができました。

 近年花き全般で、また、アルストロメリアも例外でなく流通や栽培技術、花色や品種などが刻一刻と変わりつつあありますが、その中でも中心となりリードできる産地として、このような機会を通じ更に認識を高めてゆきたいと思います。


千日紅・枝ものの出荷ピークへ(10月1日)

 気温が低くなると共に、秋の切花の出荷が始まりました。

千日紅 オードリーピンク
千日紅 "オードリーピンク"
<写真−吉澤幸男さん方圃場(駒ヶ根市)にて>

 千日紅は南部地区を中心に作付けされていて、秋の訪れと共に出荷最盛期となってきました。
 写真の吉澤幸男さん方では "オードリーピンク""オードリーパープルレッド" を約3a作付け、ほとんどの株が花をつけ出荷の最盛期を迎えています。

千日紅 オードリーパープルレッド
千日紅 "オードリーパープルレッド"
圃場全景
圃場全景
バラの実 パンプキン
バラの実 "パンプキン"
ソラナム ゴールデンエッグ
ソラナム "ゴールデンエッグ"

 また、実もの、枝ものの色づきも次第に色づき、それぞれが最盛期を迎えています。
 写真左は飯島町の佐々木宗行さん方のバラの実 "パンプキン" の圃場の様子で、鮮やかなオレンジの実をつけています。また、写真左は同じく飯島町の宮下正弘さん方の圃場のソラナム "ゴールデンエッグ" の様子で、ほぼ全面が黄色く色づき、出荷の最盛期を間近に控えています。
 千日紅のピークは10月半ばにかけて、実もの、枝ものは品種により最盛期を過ぎたものもありますが、さまざまな品種で10月後半〜11月の降霜があるまで出荷が継続される予定です。


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