花カレンダー
花カレンダー 2003年8月

2003年
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バイオ鉄砲ユリ圃場巡回の様子(8月26日)

 新植の出荷を間近に控え、バイオ鉄砲ユリの圃場巡回が開催されました。

巡回の様子
圃場巡回の様子
<写真−バイオ鉄砲ユリ圃場(駒ヶ根市)にて>

 このページでも再三お知らせした通り、今年度の据え置きは低温、多雨、日照不足などにより生育の遅れと病害などが見られましたが、新植圃場においては例年よりも早めに生育しており、既に蕾の大きくなっている圃場も見られました。

巡回前の説明会
巡回前の説明会
巡回のまとめ
巡回のまとめ
バイオ鉄砲ユリ
バイオ鉄砲ユリ
圃場全景
圃場全景

 生育時の低温、日照不足により、出始めのものはやや短幹傾向にありますが、旧盆過ぎの好天により ここに来て一気に丈を伸ばしています。
 今年度の秋の出荷予定本数は新植と抑制作型をあわせおよそ45万本の予定で、9月初旬から10月一杯までの出荷予定となっています。


秋の実もの出荷開始(8月19日)

 旧盆を過ぎ、秋へ向けて実ものの出荷が始まりました。

ブラックパール
ソラナム"ブラックパール"
<写真−千村元男さん方圃場(飯島町)にて>

 写真は南部地区を中心に昨年より栽培されている、ソラナム "ブラックパール" で直径1cmほどの濃い紫の実の付く品種です。写真の千村さん方ではおよそ3aを作付け、順次出荷が開始されています。現在、草丈は長いもので2メートル近く、実付きも非常に良いものができており、これから晩秋にかけての出荷に期待ができそうです。

ブラックパール圃場
ブラックパール圃場
ゴールデンエッグ
ソラナム"ゴールデンエッグ"
パンプキン
バラの実"パンプキン"
スパークラブ
ソラナム"スパークラブ"

 また、その他の実ものも次第に生育してきています。写真の "ゴールデンエッグ" "スパークラブ" などはこれから色付き、"パンプキン" は次第に色付いてきており、 9月半ばから実ものの出荷が最盛期を迎える見通しとなっています。


新鉄砲ユリ立毛品評会の様子(8月12日)

 8月6日、全農長野の主催にて新鉄砲ユリ・希系と南部系新鉄砲ユリの実生の圃場を対象とした立毛品評会(圃場審査会)が開催されました。

審査の様子
審査の様子
<写真−南部系新鉄砲ユリ圃場(飯島町)にて>

 据え置き圃場においては春先よりの低温、日照不足、多雨により一部病害の出た圃場もありましたが、新植圃場においては今年度は苗の出来がとても良かったこと、生育期間に降雨が多かったことなどから多くの圃場でとても良い揃いとなっています(育苗の様子定植の様子)。

新植圃場
新植圃場
圃場全景
圃場全景

 審査の結果、最優秀賞には宮下真坪さん(飯島町)の圃場が選出されました。

 新植の出荷は早生系統で順次始まっており、中生、晩成系統に一部なわれている抑制作型とを併せ、10月半ばまで続く見通しです。


洋ユリ試作開始(8月5日)

 7月27日、8月4日の両日、洋ユリ部会で毎年行なっている試作の圃場の定植を行ないました。

洋ユリ試作圃場
試作圃場の様子
<写真−洋ユリ試作圃場(箕輪町)にて>

 各種苗会社様より球根の提供をいただき、生産者の共同作業で来年、再来年へ向けた品種の選定を行なってゆく目的のもので、今年で3年目となります。
 新しいタイプのLAハイブリットリリーやOTハイブリットリリーなど、今までのものと異なった品種を一同に管理することにより病気への強弱、草丈の対比など品種特性を定めてゆきます。

定植の様子
定植の様子
植えつけた球根
植えつけた球根

 今年の試作はLAハイブリットリリー・アジアティックリリーがおよそ40品種、オリエンタルハイブリットリリー・OTハイブリットリリーがおよそ60種類の約100品種ほどで、9月後半〜11月前半にそれぞれが開花する見通しです。
 また、この中で来年以降定番となる品種を選定できるよう、このホームページでも随時試作の結果をお知らせしてゆきたいと思います。


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