11月22日、お取引市場13社、行政、全農、メーカーをお招きし出荷シーズンも終盤に近付いたトルコギキョウ出荷反省会が開催されました。

トルコギキョウ出荷反省会の様子
（写真−（JA上伊那本書（伊那市）にて）

　出荷反省会では今年の販売結果や来シーズン以降の販売見通しなど情勢報告のほか、出荷のメインとなるJA上伊那オリジナル品種について、作付方針についての意見交換が行われました。
　今シーズンの販売は、全国的な高温による前進出荷などにより昨年よりも低調な結果となりましたが、生産数量については部会における長年の悲願となっていた200万本を突破することができ、オリジナル品種へいただいた評価とも併せ来シーズン以降への弾みをつけることができました。

出荷反省会の様子

トルコギキョウ圃場

　トルコギキョウはここ数年で生産者数、生産本数ともに増加しており、今後より強固な生産、販売に向け発展して行きたいと思います。

　最後になりましたが、ご来賓皆様におかれましてはご多忙の折ご出席をいただき、誠にありがとうございました。

　アルストロメリア試作圃場の開花に伴い、来年度品種選定に向けた品種説明会、試作圃場巡回が開催されました。

アルストロメリア圃場巡回の様子
（写真−（唐澤勲さん方圃場（箕輪町）にて）

　品種説明会は11月12日にクンスト社、ロイヤルバンザンテン社、19日から20日にかけヒルベルダ社、エスメラルダ社と行われ、新品種を中心に来シーズン以降の有望品種、推奨品種の説明がされました。
　また、11月19日、21日には各支部にて駒ヶ根市、伊那市の試作圃場巡回が行われ、新品種、試験品種を中心に現在までの生育状況の確認と品種の選定を行いました。

品種説明会の様子（伊那会場）	品種説明会の様子（駒ヶ根会場）
試作圃場巡回の様子	試作圃場巡回様子

　来シーズン以降も有望な試験品種が揃う中、より良い品種の選定を行い、より良い販売につなげて行きたいと思います。

　11月10日〜11日にかけて行われたJA上伊那まつりにて、青年部ブース出展を行いました。

JA上伊那まつり　青年部の様子
（写真−JA上伊那本所（伊那市）にて）

　ブースでは装飾のほか切花、鉢花、フラワーアレンジメント、球根などの販売を行い、恒例となっている販売に多くのお客様にお越しいただくことができました。
　また、今年は青年部主催のもとお子様対象のフラワーアレンジメント教室を開催するなど、新しい催しも行いました。

準備の様子	準備の様子
ブースの様子	ブースの様子
アレンジメント教室	アレンジメント教室

　地域に根差したJAとして、多くの皆様に愛される花を生産できるよう、今後も青年部活動を執り行って行きたいと思います。

　アルストロメリア専門部にて愛知県シーサイド渥美様を訪問、研修会が行われました。

アルストロメリア研修会の様子
（写真−シーサイド渥美様圃場（愛知県田原市）にて）

　シーサイド渥美様を訪問しての研修は今年で3年目となりました。
　研修では圃場での作付、生育状況を見学させていただきました。今年は例年に増して暑い夏となりましたが、見学させていただいた圃場はいずれも良好な生育状況で、栽培技術の高さに大変勉強になる研修会となりました。

圃場の様子

圃場の様子

　アルストロメリアの本格シーズンはこれからの時期となりますが、産地間の連携を行うことでより良い花をお届けできるよう努力を重ねて行きたいと思います。

　最後になりましたが、シーサイド渥美様におかれましては大人数での研修を快く受け入れていただき誠にありがとうございました。

　花木、草花試作圃場にて品種検討会が開催されました。

振興花き検討会の様子
（写真−中村善彦さん方圃場（駒ヶ根市）にて）

　JA上伊那管内は地域による標高差があるため、土地に適した品目の模索のため中川村、飯島町、駒ヶ根市、辰野町の4か所に試作圃場が設けられています。定植は昨年春に行われ、花木類など出荷の出来る状況となった今年に品種検討会が開催されました。
　検討会では担当より各品目の特性説明のほか、圃場にて生育状況のチェックが行われました。

説明会の様子

圃場の様子

　検討を行う中で生育状況、市場性、出荷時期などを併せ来シーズン以降の作付に反映をされる予定となっています。