9月24日、ジャパンアグリバイオ様にお越しいただき出荷期が近付いたスプレーマム圃場巡回が開催されました。

スプレーマム圃場巡回の様子
（写真−北原彦郎さん方圃場（伊那市高遠）にて）

　スプレーマムは夏、秋のシェード作型、晩秋の季咲きなどさまざまな作型で生産が拡大されています。
　巡回ではこれから10月にかけてシェード作型の出荷、季咲きの現在までの生育状況のチェックを行いました。

巡回の様子

スプレーマム圃場

　スプレーマムの出荷はシェード作型から徐々に出荷が始まっており、10月末まで出荷が継続される予定となっています。

　先週から今週にかけ、秋の最盛期間近となった洋ユリ、球根鉄砲百合、トルコギキョウ立毛品評会（圃場審査会）が開催されました。

トルコギキョウ立毛品評会の様子
（写真−トルコギキョウ圃場（伊那市）にて）

　各品目とも秋の彼岸からブライダルシーズンに向け抑制作型の最盛期となっています。
　高温の続いた今夏は各品目で短幹傾向、前進開花など生産にとって厳しい季候となりましたが、出展された圃場は花揃い、圃場管理などいずれも行き届き、ハイレベルでの審査となりました。

鉄砲百合立毛品評会

洋ユリ立毛品評会

　立毛品評会は各品目の審査を経て、年度末に行われる総合審査にて各賞が決定される予定となっています。

　9月6日から7日にかけて長野市アクティーホールにて開催された2012信州フラワーショーサマーセレクションに参加をしました。

信州フラワーショーサマーセレクション
（写真−アクティーホール（長野市）にて）

　フラワーショーは全県JAと対象に年毎に7月、9月交互に開催されています。 　今年は全490点の出展のうちJA上伊那からはユリ、アルストロメリア、トルコギキョウなど97点が出展され、うち伊藤勝弘さん（飯島町）の「新鉄砲百合」、（有）末広農園（伊那市）のアルストロメリア「ディーバ」が上位入賞するなど、全体で8点が入賞を果たすことが出来ました。

農水省関東農政局長賞「新鉄砲百合」 伊藤勝弘さん（飯島町）	全農会長賞「ディーバ」 （有）末広農園（伊那市）
表彰式の様子	表彰式の様子

　また、昨年に引き続き会場装飾を県内若手生産者にて行い、JA上伊那からも青年部にて会場の装飾を行いました。

会場装飾	会場装飾
県内若手生産者	装飾の様子
装飾の様子	装飾の様子

　このような機会を通じて全国トップクラスの花き生産地として地元にアピールを行うと共に、県内産地の連携によってより良い生産、出荷をし、全国の皆さまにお花をお届けできるよう、今後も取り組んで行きたいと思います。

　10月3日、秋の出荷最盛期を間近に控えトルコギキョウ目揃い会が開催されました。

トルコギキョウ目揃い会の様子
（写真−JA上伊那美篶選花場（伊那市）にて）

　目揃い会では草姿、切り前の確認のほか、圃場での仕立てや選別について事務局より説明がされました。

目揃い会の様子

トルコギキョウオリジナル品種

　トルコギキョウはこれから秋のお彼岸、10月のブライダルシーズンに向け出荷最盛期となる予定で、10月末までの間に約150万本の出荷が予定されています。