7月25日、26日の両日、花き部会青年部にて関西地区を訪問、研修が行われました。

青年部研修の様子
（写真−なにわ花いちば様（大阪府大阪市）にて）

　25日の早朝からは、なにわ花いちば様にて競り前あいさつと見学を行いました。
　これから夏場の品目の出荷最盛期と旧盆需要期に向け、上伊那の花のアピールを行いました。

競り前あいさつの様子

競り見学

　また、仲卸の阪神トレーディング様と阪神トレーディング様の花店・ワイルドベリー様の見学、流通、販売に至る経緯を学びました。

阪神トレーディング様にて	阪神トレーディング様にて
ワイルドベリー様にて	ワイルドベリー様にて

　最後に、京都府タキイ種苗様を訪問、種苗の検査等の様子を見学させていただきました。

タキイ種苗様にて

タキイ種苗様にて

　生産、流通、販売と花の生産・販売に関わる行程を知ることで、産地として今後の方向性につなげて行ければと思います。

　最後になりましたが、大勢での見学を快くお引き受けいただき誠にありがとうございました。

　夏場の出荷期に向け、各品目にて出荷査定会が開催されています。

トルコギキョウ出荷査定会の様子
（写真−JA上伊那美篶選花場（伊那市）にて）

　トルコギキョウ出荷査定会は、生産者80余名参加の元で開催されました。
　トルコギキョウ専門部ではここ数年、品質の向上に向けた新しい仕立て方法や消費ニーズの強い新品種の開発を行っており、全生産者が一丸となって取り組むべく目揃いが行われました。

トルコギキョウ 出荷査定会の様子

新品種「しろくまくん」 （JA上伊那オリジナル）

　また、姫ひまわりやヒペリカムなどの露地物の出荷も順調に開始され、それぞれに出荷査定会が開催されました。

ヒペリカム出荷査定会

姫ひまわり出荷査定会

　今年の生育は冬から春先の低温、梅雨入り前後の夜温の低下からやや生育の遅れたものも見られますが、ここ数日の好天で徐々に遅れを取り戻し、ほぼ例年並みの出荷が行われる見通しとなっています。

　7月11日、市場、種苗メーカー、お取引業者各位をお招きしアルストロメリア専門部出荷反省会が開催されました。

アルストロメリア専門部出荷反省会の様子
（写真−JA上伊那本所（伊那市）にて）

　出荷反省会は出荷最盛期が一段落したこの時期に毎年開催されています。
　反省会では昨シーズンの出荷・販売実績や来シーズンの作付予定、市場流通情勢の交換のほか、種苗メーカーより来シーズンに向けた品種の紹介、夏場の管理、防除の講習、省エネを目的とした機材のテスト結果発表など、生産、流通のアルストロメリア生産全般の意見交換が行われました。

反省会の様子

勉強会の様子

　現在のアルストロメリアは改植作業も一段落となり、秋に向けた管理と近年増加しつつある夏場の継続出荷が並行して行われています。

　最後になりましたが、ご来賓各位におかれましては遠路よりご列席いただき誠にありがとうございました。今後も皆様のお力をお借りし、そして皆様にご満足いただける生産を目指し産地一同努力を重ねて行きたいと思います。

　6月29日に横浜市にて開催された横浜植木様展示会を訪問しました。

横浜植木様展示会の様子
（写真−横浜シンポジア（神奈川県横浜市）にて）

　展示会はオリエンタル、LA、スカシユリを中心に、横浜植木様育種のトルコギキョウ展示などが行われました。国内外のユリ切花展示と生産、販売における関係者が一同に介す中、今後の作付に向けた品種検討のほか来シーズンの球根情勢、市場における販売情勢などのディスカッションも行われました。

ユリ類展示

トルコギキョウ展示

　今後もより良い生産、販売に向け情報の収集と、市場と上伊那に合った品種の選定に向け取り組んで行きたいと思います。