第11回
トルコギキョウ立箱輸送にあたって

〜気概はいつも新興産地〜
−伊東 茂男 JA上伊那生産者 より−



立箱と共に トルコギキョウの立箱輸送が、試験段階を経て本番へ進められていきます。産地も15年が経過すれば、新興産地から成熟産地、果ては衰退へと向かっていくのが世の常かと思います。その例にならないように、部会も新たな戦略として、遅まきながら昨年は前処理剤の使用開始、今年は冷房育苗設備の導入、そして立箱輸送へと、着実に市場から必要とされる産地へと変身を計って行こうとしています。
 将来的には、市場の受け入れ体制が整えば立箱輸送が主流になると思います。新しいことを導入するには、作業性や、輸送経費面でクリアしなければならないことが多いです。市場、小売店、消費者が求めていることを100%近く適えていくことが産地の生き残りの道です。
 次のプロジェクトとしては市場より『欲しいときに、欲しいものを、欲しいだけ』送るところまで達したいと思います。要望に添えるような新品種も出てきます。
 これからのJA上伊那トルコギキョウに、今まで以上にご期待ください。

文: JA上伊那生産者・(農)いなアグリバレー管理責任者
伊東 茂男

(トルコギキョウ立箱輸送については、こちらのページをご覧ください。)

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