8月23日、お取引市場12社、来賓をお招きしトルコギキョウ販売会議が開催されました。

トルコギキョウ販売会議の様子
（写真−JA南信会館（伊那市）にて）

　会議では昨年の販売実績や今年度の販売状況、旧盆を過ぎた前半の販売について事務局から説明がされました。
　また、生産者、市場との意見交換も行なわれ、今後の生産方針などについての意見を伺うことができました。

圃場巡回の様子

ｵﾘｼﾞﾅﾙ品種「ｵﾎｰﾂｸの夏」

　トルコギキョウの出荷は現在までで予定の25％、50万本の出荷が終了し、これから秋に向けオリジナル品種を中心に約150万本の出荷がされる予定となっています。

　旧盆の出荷が一段落すると同時に、秋に向けた洋百合の目揃い会が開催されました。

洋百合目揃い会の様子
（写真−JA上伊那駒ヶ根選花場（駒ヶ根市）にて）

　目揃い会はオリエンタルハイブリッド、LAハイブリッドの切前調整をメインに事務局より説明がされました。

目揃い会の様子

目揃い会にて

　現在の洋百合の状況は酷暑の中でやや早めの生育状況となっていますが、秋に向け暖色系品種を中心に9月上旬〜中旬頃にピークを迎える予定となっています。

　真夏の管理時期となり、アルストロメリア専門部南部支部にて全体圃場巡回が開催されました。

アルストロメリア圃場巡回の様子
（写真−森岡一雄さん方圃場（飯島町）にて）

　梅雨明けのこの時期、アルストロメリア出荷数量は一年で最も少ない時期ですが、新書、据え置き共に秋からの出荷を決定付ける最も重要な管理時期となります。 　巡回をした圃場ではいずれも間引き等の管理も行き届き、出荷時期に向けて期待の持てる仕上がりとなっていました。

巡回の様子

管理説明会の様子

　アルストロメリアの出荷は早いもので徐々に始まってきており、9月上旬から出荷数量が増える見通しとなっています。

　新植の出荷時期を迎え、新鉄砲百合立毛品評会（圃場審査会）が開催されました。

新鉄砲百合立毛品評会の様子
（写真−新鉄砲百合圃場（飯島町）にて）

　立毛品評会は毎年この時期に開催されているもので、草姿、病害虫の有無、圃場管理など複数の項目で審査が行なわれます。
　今年は乾燥、酷暑など厳しい気象条件下での栽培となっていますが、出展された圃場はいずれも管理が行き届きハイレベルな審査となっています。

新鉄砲百合圃場

新鉄砲百合

　新植の新鉄砲百合は例年よりもやや生育が早めになっており、お盆の需要期に向けて第一次ピークを迎える予定となっています。