「えっ、なに!」2月16日に更新されたJA上伊那花き部会のホームページを見てビックリ。
野菜花き試験場の小野さんと南信農業試験場の山岸さんが並んで写真に写っているではないか(そのときの様子はこちらからご覧下さい)。この二人の揃い踏みは、長野県の研修会でも未だ実現していない夢の企画。専技も知らないうちにどうして上伊那でもう実現されているんだ・・・でも、行きたかったなあ。
上伊那のトルコギキョウ事務局のY技術員さんあたりに、「今度は是非、飲み会にも」とか言われそうで後輩が心配だし、今度上伊那にこの二人が行くときには、専技も一緒について行ったほうがいいんじゃないかな・・・いや、絶対について行こう。
と言うことで、昨年のお正月以来約一年ぶりのコラムです。先日、管理人さんにお会いしたとき「今年の正月も(コラムを)期待していたんですが」と言われたせいでもないのですが、懐かしさもあってペンを、じゃなくてパソコンを・・・(おっと、これは前回も使ったな)。
さて、せっかくですので当日講師を務めた二人を、先輩として紹介したいと思います。
まずは小野さん。長野市松代にある野菜花き試験場花き部在籍の研究員です。ハイブリット系のユリやシネンシス系のスターチス、アスターなどが専門で、注目されつつある土壌還元消毒の試験にも取り組んでいます。最近は、講演の対象になったシンフォリカルポスや、紹介があったかもしれませんが、クラブリンゴ(アルプス乙女よりもっと小さい実のリンゴ)など実もの花木の試験にも精力的に取り組んでいます。家に帰ると二人の女の子のやさしいお母さんです。
続いて山岸さん。いい加減な試験をしていた私の後任として、南信農業試験場に新卒で入り3年目を迎えました。京都生まれの京都育ちですが、祖父母が伊那市在住と言うことで、上伊那にまったく縁が無いわけでもありません。講演したヒペリカムをはじめ、アルストロメリアなど上伊那と関係が深い品目の試験にも取り組んでいます。勉強熱心で、特に現場に出て勉強したいと張り切っていますので、機会があればどんどん引っ張り出して現場の様子を見せてやってください。ただし事前に専技の了承が必要と言うことにしておこうかな。
ところで、この研修会に講師として来ていただいている(株)なにわ花いちばさん、このコラムが載る頃に上田市で開かれる、長野県内の若手花き栽培者の懇談会にも助言者として出席される予定になっています。仕事とは言え遠方から毎週、県内各地の産地に出向いていただき、本当に大変だなと思います。
え? どうしてそんなことを知っているのかって?
実はこの懇談会の進行、この私がやるのです。そして他の助言者として、冒頭に書いたトルコギキョウ事務局のY技術員さんと、アルストロメリア事務局の同姓の技術員さんが来ることになっています。
「おいおい、そのメンバーで大丈夫なの?」
そんな声が、今にも聞こえてきそうです。
文: 平谷 敏彦(長野県農政部農業技術課専門技術員)
|