毎日寒い日が続いています。朝の最低気温は連日マイナスの二桁近く、伊那の谷はさながら冷蔵庫の中。アルストロメリアのハウスでは暖房機がうなりをあげています。
今が一番寒い時期で、私達の子供の頃は、学校も寒中休みと言うのが在りました。2月始めの5日間くらいだったでしょうか。毎朝暗いうちに起きて、田んぼに作ったスケート場で氷が解けるまで遊んだものです。雪が降ればそりを持って北斜面の山道でそり遊び。これも暗くなるまで遊びました。手袋も長靴も雪でびしょびしょに濡れ、それでも寒かったと言う記憶はあまりありませんね。今の子供たちは、家の中でファミコンです。時代が変わったと言うことでしょうか。
さてさて、いくら寒くてもハウスの中は日中になると、もう春を通り越して暑いくらい。3月の始めにはトルコギキョウも最初の定植が始まります。7月始めからの出荷予定分です。アグリバレーの育苗ハウスでも、昨年暮れの第一回目の種まきを皮切りに、着々と育苗が始まっています。昨年度は、主力品種のオホーツクを中心に生育不良で、大幅な出荷減となりました。8月の冷夏は冷房育苗をもってしても、生育不良に歯止めがかからない程の低温だったようです。本年度は、昨年の反省をふまえ、万全の対策を講じながら、200万本の出荷を是非にも達成したいものです。
トルコギキョウ専門部と(農)アグリバレーが二つの車輪となり、更に強固な産地作りに邁進してまいりたいと思っております。関係各位のご指導とご助言をこれからもよろしくお願い致します。
今夜も焼酎のお湯割がうまそうです。
今日も えれえ しみるで なぇ
(今日も大変に寒いですからね)
文: 農事組合法人 いなアグリバレー
組合長理事 酒井弘道
|