第8回
上伊那の風土と花

−遠山 鉄恵 副部会長より−



 私は標高600mの高地で、チューリップ、オリエンタルハイブリットリリー、アジアティックリリー、鉄砲ゆりなどの球根ものを中心に栽培をしております。それに加え、前年よりLAハイブリットリリーの栽培にも取り組み始めました。
 ここ数年はJA上伊那洋百合専門部でも、LAハイブリットリリーの栽培面積の拡大が計られてきました。また、常に新しい品種の試作なども行ない、上伊那の風土に合った品種の選定、栽培技術の向上を図るべく研究をし、生産者、JA担当者一体となって常に良い花を消費者へお届けできるよう、栽培者全員で取り組んでおります。

 花栽培にもやはり土壌作りが大変重要となります。有機物(栄養分)などを投入することにより土作りが行なわれ、高品質の花作りに日々努力をしています。
 いずれの品種、品目も、南アルプス、中央アルプスと二つのアルプスが映える大自然豊かな土地で、きれいな空気、きれいな水を存分に利用し、各々の自覚と責任の下で栽培された花です。自信を持ってお勧めできますので、JA上伊那の花を今まで以上にご利用くださいますよう、よろしくお願いします。


文: JA上伊那花き部会 副部会長 遠山鉄恵

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