私の競輪・・・

どんどん書き足していきます

初回 14年11月20日

特別競輪奮戦記

 

競輪との出会いは、一般テレビ放送用の中継画像を見ようと購入した、CS通信受信チューナーで偶然競輪の中継画像を受信し、その魅力に魅かれてしまいました。

その後電話投票に加入し、CSバーンで通信放送を見ながら電投していました。

 

その頃は吉岡稔真の絶頂期で、F1先行は誰にも捲られず18?連勝を達成していました。

また稲村・横田・澤田など69期がデビューした年で、新人の当たり年と言われた年でした。

 

今も昔も、人形は顔が命・競輪は展開とラインが命です。特にラインは直接車券に結び付くことが多く大変重要なのですが、初めは判りにくくこのラインというものが、判れば競輪は楽しく見られるようになると思います。

昔は強い自力型には強いマーク屋が付き、その位置を巡って凄まじい競り合いが行われていましたが、最近は各地区ごとにラインを形成することが多くなってきました。

ルールが変わり激しい競りがしづらくなったことと、練習仲間や同県・同地区でラインを作った方が作戦を立て易い(ラインが濃いほど裏切らない)ためと思われます。

 

ラインで1・2着となることを筋(スジ)で決まったといいますが、大抵はスジの車券は安く、スジ違いは高配当が多いです。

競輪はラインが大事。とか言っておきながらなんですが、私はスジの車券はほとんど買うことはありません。

新聞も解説者も展開等考えやすいため、大抵はスジ車券から入っていきますが、最近(特にS級上位戦)はスジ違いが多いです。

Aという強い先行選手にBという普通のマーク屋が付け、Cという普通の先行屋にDという強い追い込み選手が付けるレースがあったとします。

オッズはA−B・D−Cが3桁配当で、次がB−Aでしょうか、こんなレースはCはAに先行されたら捲れずD選手を巻き添えに沈んでしまうので、ほぼ先行します。しかしCは4コーナーあたりまでしか持たず、Aが捲って来るでしょう。

Bは千切れるか追走一杯、あるいは並んだ時にDに飛ばされてしまうかも知れません。

このレースの決着確立は、A−Dが一番高く、次はD−BからD−A、A−Bの順でしょうか?D−BはDがAをブロックした時に、Dの後ろにBが入る時で、これが結構ある割りに高配当必至です。決着する確立とオッズのバランスが悪いのが競輪の特徴と私は思っています。

 

競輪場には一周が333mの33バンク、400mの400バンク、500mの500バンクがありますが、33バンクは後ろに置かれてはマサに一銭も要らなくなってしまうので、トンでもない選手が先行したり、徹底先行選手がイン粘りをしたりすることがあり、考えられない展開になるので私は好きではありません。しかもスジ決着が他のバンクに比べて多いためさらに配当が安く、スジ違いの高配当となっても狙ってとれる組み合わせに成り難いです。

 

また、400バンク・500バンクでバックを先頭で通過した先行選手のスピードが良い時は、4コーナーで2番手・3番手の選手が1・2着する、俗に言う「ズブズブ」で決まる事が多いです。そのまま考えればスジの決着となりそうですが、道中で切り替え・イン粘り・追い上げ・踏み遅れなどがあり、4コーナーで2番手・3番手の選手が、最初から並んでいたラインの選手でない可能性は大変高いです。

 

競輪には道中勝負所まで先頭の選手が風圧で不利にならないよう、先頭誘導員と言うものがあります。

最近ルール変更で400バンクの場合、打鐘(ゴール1周半前)までは誘導員を抜いてはいけないということになりました。

このつまらない決めのために、自力選手の動きが制限され、レース事態がつまらなくなっているように思います。早期の改正を望みます。

 

結局、私の狙い目車券は、「先行の番手の選手からスジ違いに手広く」か「捲りの選手から先行の番手選手に」のどちらかが中心です。

超高配当を狙うときは、先行の番手から別線の3番手を買うのが狙い目で、ラインでない別線の3番手が切り替えて突っ込んで来ることは良くあり、まずまずの高配当になりますが、3番手が格下やラインの選手だった場合は超高配当となります。

また、3番手・4番手の頭も超高配当になりますが、確率的に低く私は買いません。

 

11年頃からナイター競輪を開催するようになり、夜の楽しみが増えて嬉しいことである。

14年現在では7〜8競輪場でナイター開催を実施しており、特に小倉は年中やっている(ドームのため)のでいいですね。(前橋もやってくれ!)

 

余談ですが「ギャンブルレーサー」と言う漫画をご存知でしょうか?(著者 田中誠)

非常に面白い漫画で、現在35巻まで出ていますが、10巻くらいまで読めば、昔の競走や競輪選手のことが、その後はレースの展開とか選手の気持ちとかも判りやすく書いてあり、面白いだけではなく、結構勉強にもなります。

 

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