私の競馬とは・・・

 ドンドン書き足していきます

初回 14年11月19日

 

I奮闘記

 

私が結構熱中していた競馬をほとんどやらなくなったのは、1冊の本を読んだのがきっかけだった。

 

動力は動物である、操縦は騎手、調教は助手等、管理は厩務員、総体の計画・管理は調教師・賞金の大半を貰うのは馬主と他の公営競技に比べるとなんと係わる人の数が多い事か。元々このことに疑問を感じていたが、この本を読んで一層疑念が深くなってしまった。

 

その本を読んだのも遥か昔のことで、題名も著者も忘れてしまい本も何処かに仕舞い込んで見つからず、このページを読んで題名や著者が解る方がいらっしゃいましたらメール頂ければ有難いです。

 

その本の内容を少々紹介します。

著者はある地方競馬の調教師の息子で、競馬界の裏事情を幼い頃から見てきたと言うことでした。

 

調教師達は密かに集まり次の開催の勝ち馬を決める、勝ち馬にならなかった調教師は馬券を購入して儲けるということである。本来法律上、調教師は馬券は買えないが、本人が買う必要はない。

 

馬を実力で勝たせるのは難しいが、負かすのは簡単だと言うこと。

例を挙げると、“ホンの少し熊の臭いの付いた布切れやスズランの花を馬房の近くに置いておく”“カイバに塩ゆでした大豆を一握り入れておく”などである。(まだ書いてあったが忘れた)

臭いに関しては馬は緊張して一晩中眠れない、大豆は喉が乾いて翌日たっぷりと水を飲んでしまうらしい。

これではどちらもまともに走れる訳ありませんね。

 

また、本の中にはある調教師がパドックで上着を着ていれば管理馬が勝ち、着ていなければ駄目とか、オッズが上がるように勝ち予定馬にパドックに出る前にぬるま湯をかけて発汗が激しいように見せるなどともありました。

 

さらに中央競馬と地方競馬との関係にも触れ、地方は中央から良い馬を回してもらいたいため、中央の馬主・調教師を接待しなければならず、それは地方競馬の馬券で・・・と言うことがあるらしい。

何年も前だが、地方競馬のレースで、各専門誌とも殆ど無印の馬が一番人気で勝ち、翌日の新聞に「○○○一番人気の怪」として報道された。ともありました。(相当、中央からの買いが入ったということらしい)

 

ここからは私の考えだが、他の公営競技に比べ競馬はレースでの敗因がはっきりしないというのも、馬から遠ざかった一因でもある。競輪・競艇・オートは素人目に見ても展開や力不足・技不足で負けたとか、レース後のコメントである程度は納得のいく説明もある(ばっかじゃねぇの!!と思うことも多いが・・・)が、競馬の場合は馬は喋らないし、騎手も「敗因は?」と聞かれ「解らない」と答える事も多く、“おめぇが解らなきゃ俺らはどうすんだよ!”と思った事も幾度もあった。

しかも、大抵強い馬ほど年間出走数が少なく、引退も早いので流れについていけない。(他に色々やってるしね・・・)

 

そんな訳で馬は余りやらなくなってしまいました。やっても、GTレースを遊び心で買うくらいです。

でも、中央の有馬記念と南関東の東京大賞典(大井)だけは毎年欠かさず勝負しています。

ケイリンGP競艇賞金王決定戦オートグランプリ(現在は9月に移動)と年末のお祭り5冠王の達成が悲願ですから!

 

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