絵本の紹介 | 絵本について、コメントのページ(小冊子より抜粋) |
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テーマ 1.母と子 1994年10月選書
1.どうぶつのおかあさん 文:小森厚 絵:薮内正幸 福音館書店 1981年 |
動物の絵が漫画的でなく、丹念に描かれているのがいい。 愛情込めて描かれたページを母子でめくっていると、子供が「これ、ママ。」「これ、○○ちゃん(自分のこと)。」と、動物を自分と母親におきかえて楽しんでます。 |
2.さんぽくまさん 作:ひらやまえいぞう 福音館書店 1985年 |
優しいかあさんぐまとこぐま、そして雪解けの春に咲くカタクリの花。この3つしか出てこない絵本なのですが、とてもあたたかみのある絵から愛情が感じられる一冊。0歳から1歳くらいのお子さんにお薦めします。 |
3.ちいさなヒッポ 作:マーシャ・ブラウン 訳:内田莉沙子 偕成社 1984年 |
ヒッポは小さなかばの子。覚えはじめた「あぶらい」「たっけて」という舌足らずの言葉や「グァオ!」という鳴き声のおもしろさに子供は喜びます。ワニと出会って、自分の身も顧みず守ってくれる母親に、幼い子供は安心することでしょう。子供と一緒に、かばになりきって遊ぶと楽しい。 |
4.こすずめのぼうけん 作:ルース・エインワース 画:堀内誠一 訳:石井桃子 福音館書店 1976年 |
巣から離れて、遠くまで飛んで、疲れた子すずめが、最後にたどり着くのは、やっぱりお母さんの羽の下。母親の腕の中で眠りたいのはすずめも子供も同じ。子すずめがお母さんすずめに会えたとき、読んでいる子供もとてもうれしそうな顔をする。 |
5.しりたがりやのふくろうぼうや 作:マイク・サラー 絵:テービッド・ビースナー 評論社 1992年 |
「おそらは どれくらいたかいの?」「うみは どれくらいなみがあるの?」お母さんふくろうは、ぼうやが自分で答えをみつけられるように導きます。ふくろう親子の会話は子育ての参考になるのでは。シックな色合いと柔らかいタッチの絵もかえって新鮮。 |
6.ぼくにげちゃうよ 文:マーガレット・W・ブラウン 絵:クレメント・ハード 訳:いわたみみ ぽるぷ出版 1976年 |
家を出てどこかへ行ってみたくなったこうさぎと、それを見守る母うさぎ。自分の世界を様々に広げていこうとする男の子の気持ちと、それを追いかけたい母親の気持ちの両方に共感できる。 |
7.ぼくおおきくなったらね 作:バーバラ・ウィリアムス 絵:ケイ・シャロー 絵 訳:いしざわひろこ 偕成社 1980年 |
「ぼくが大きくなったら○○を買ってあげるね」って言われたこと、ありませんか。 母親に楽をさせてあげたいという子供と、ママの小さい坊やでいてほしいという母親とのやりとりが素敵。絵も淡いタッチで、暖かみがある愛情に満ちた作品。 |