6月2日、市場16社と生産者全員を対象に、これからの時期、また年間通じて全ての花を対象とした市場販売推進会議を開催しました。
現在JA上伊那では、最も取扱いの多いアルストロメリアの出荷最盛期が一段落したところですが、これから夏、秋へ向け鉄砲ユリ、トルコギキョウなどの大品目をはじめとし、各種花木、草花などが多く出荷されるため毎年この時期にこのような会議を開催をしています。
会議は各ご来賓の皆様よりご挨拶を頂いたあと、これからの時期へ向けて全農長野、JA事務局より現在の情勢、生育状況や、今年度の販売方針について説明が行われました。

会場の様子
<写真−JA上伊那 アイパルいなん(駒ヶ根市)にて>
今年は現在までにおいて、一部に凍霜害や春先の多雨で被害の出ているものもありますがほとんどの品目において順調な生育となっております。また、出荷が一段落したアルストロメリアも、昨年〜今年と出荷数量が伸び、また新品種を含めた植え替えが進んでいて、今年も期待のできる情勢となっています。(資料より:平成16年度JA上伊那花き生産販売方針)
続いて各方面市場各位より、現在の情勢を含めた市場流通情勢についてお話を頂きました。
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市場各位より情勢などお話を頂きます。
(写真左:なにわ花いちば 大西社長様 写真右:FAJ 宮本専務様)
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その中で、JA上伊那でも昨年より始めた湿式輸送などを活用し、より高品質な出荷についてのご意見、また、そこから発展し産地ブランド形成の重要性など、将来を見据えた戦略をご提言頂くことができました。
昨年より今年、今年より来年と花き流通や消費者ニーズが激しく変化する昨今にあって、年々情報・品質に対する見識が広がっていることから、産地としての迅速な対応の必要性を強く感じました。
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生産者との意見交換にて
(写真左:福花園花き 井上社長様 写真右:西日本花き 久常部長様)
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今年度も多品目・品種を高品質に生産し、各地にお届けしてゆきたいと思います。今年もJA上伊那にご期待いただきたいと思います。
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