思 い つ く ま ま に



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2011年5月5日(木)
久しぶりの書き込みである。ホームページの容量が目一杯で更新ができなかったが、今日10MB容量を上げたのでまた書き込みができる。ブログでもいいがなぜか貸家でやっている感じがしていたのでこの方が落ち着く。3月11日に東日本大震災があり、心の痛む日々が続いた。絵を描く気持ちになかなかなれず毎日放映される映像をボーとみていた。それに加え福島第一原発事故も重なり、一歩間違えば東日本が何十年に渡り、いや何百年にわたり居住することができなくなる、空気を吸えなくなることを思うといたたまれない気持ちにもなった。5月連休に個展を計画していたが心が落ち着かず、少し先に延期をすることにした。小品含めて20点ぐらい展示しようと考えていたが、なんとかやれそうな目途はついてきた。夏か秋あたりにできればいいなあと思う。この連休は息子が若手の作家を招待して展示してくれる仲間に入れてくれたので国立新美術館まで見に行ってきた。震災で大学に入れず絵の方は今一歩描き込みが足らず、甘い作品ではあったがその中でもなんとか形にして150号の作品を展示したことには感心した。4月中ごろから描くこともできるようになり、小品を描いたり今は伊那美術展に向けて130号の作品を手がけ、下地ができたので乾くのを待っているところである。

1月6日
一昨日・昨日と鎌倉に行ってきた。内藤礼さんの展覧会をみるためだ。期待が大きかっが、もう少し多くの展示があるかと思ったが、3つの空間だけだったので少々物足りなかった。しかしガラスに写し出された人のかたちをみてなんとかこのおもしろい空間を絵にできないかと思った。1日目には円覚寺、浄智寺、東慶寺、2日目には鶴ヶ岡八幡宮、報国寺を参拝してきた。東慶寺の梅の木の庭、報国寺の竹の庭がよかった。

12月23日(水)

昨日まで寒気団が居すわり、寒い日が続いていた。11月、12月は忙しい日々であった。今年ももうすぐ終わりである。先週は前田さんの個展がありオープニングパティーの席で、「精神性を絵の中に入れていければいい。」とアドバイスをいただいた。「人を引きつけるだけではなく、人の心に投げかける強さ」とも話してくださったがなかなか難しいことである。今年は迷いの一年間であった。確かなものが見えてこない。こう描きたいというものがなかなか定まらない。「自分の見方」「自分の目線」を大事にということも話の中にあったがこれも大事なことである。1月には受賞作家新作展、3月には新人選抜展もある。1月の絵はなんとかできたが、正月からは選抜展の絵を描き始めたいと思っているが、どうするのかなにも見えていない。年賀状もこれからだ。
10月19日(月)

県展も昨日で終了、今日は地区ごとの搬出日であった。県展、信州美術作家展、二紀展それぞれに出品し、美術作家
展と二紀展で賞をいただいた。自分が制作したものを他者がみて少しでも共感したり、評価していただけることのありがたさを実感している。しかし今年は暗中模索の中での制作であったし、これからこうしようという方向性が自分の中で見えていない。白いキャンバスに向かい、もがく中で出てきたもの、最後に残った痕跡が今できる最良の空間なのか、でもなかなか満足のいくものにはならない。17日に東京に行き自分の作品をみたり、他者の作品と比べたりする中で、「境」というものに視点をあてて絵を描いてみたらどうだろうかとふと考えた。境も「くっりきとした境」というより「あいまいな境」、風景や日常の景色の中で出会う「あいまいな境」に目を向けてみようかと思っている。どんなふうに作品に表れるか自分にもわからない。
8月26日(水)

今年の夏も終わろうとしている。HPもなかなか更新できないでいた。今年の夏は絵を描いたり、スマートフォンの設定をしていたり、1G84を読んでいたら終わってしまった。絵の方は思うようにはいかなかったなあ・・いままでの空間から一歩抜け出すことがなかなかできない。友人と高瀬川の河原にいってキャンプをしてきた。その日は夕立がすごかったが、タープでなんとか雨をしのぎ、久しぶりにゆっくり話をして過ごすことができた。県展の搬入も終わったが、今年は息子も出品しているので結果が心配である。

5月6日(水)

ゴールデンウイークも今日で終わり、雨の一日である。この連休は3日に車で東京まで行き、展覧会を見たり、昨日は久しぶりに八ヶ岳倶楽部にいってきたりしてきた。高速は車の渦で大変混んでいたが、6時半に出て9時半には六本木を歩いていたからまあ順調にいくことができたほうかな。国画会会員の部屋は天井まで届く大きな作品にびっくり、彫刻の部屋では、自分の絵のような作品があり、絵では見ることができない横から斜めから何枚も写真を撮っていると作者が話しかけてきた。ひとの彫刻作品ではあるが、この作品からまた新たな方向が見えてきた。八ヶ岳倶楽部では小雨が降り始めたが、芽吹きの写真をいっぱい撮ってきた。いのちを感じるひとときであった。

2月8日(日)

昨日は息子の卒業制作展を見に行ってきた。日帰りは無理かと思ったが、つくばエクスプレスで行けば何とかなるかと思い出発した。7時30分に伊那を出発、12時15分には筑波に着くことができた。どんな絵を描いてきたのか心配であったが、会場に入り絵を見たら安心した。小さい頃から蛙を追いかけていた息子が高校卒業後4年間つくばで鍛えられ、ここまで描けるようになったことがうれしかった。絵の世界の第一歩を自分の足で歩き始めた子、これからどんな世界を描いていくのか楽しみでもある。

1月10日(土)

昨日雪が降った。雪が景色を覆うと乾いた心がしっとり湿り気をおびて落ち着く。喪中で初詣に行かなかったので、新年を迎えた感じがいまひとつだったが、昨日の雪でなんだか新しい歳のなったんだと実感した。正月は映画を観たりしながら家でゆっくり過ごしていた。今年も年末にスターチャンネルに申し込み今まで観たことのない映画をいっぱい観ることができた。昨年は久しぶりの個展もできたし、満足はいかないが、思うような絵も描けた。だがもうひとつ皮が破らねばならない。こうすればそれなりの絵は描けるが、一歩先に進むのはなかなか難しい。まず自分のスタイルを壊し、新たなスタイルに! 新たな空間目指してことしも絵を描いていこう。

10月4日(土)

久しぶりの書き込みである。今日はゆっくり一日家で過ごしている。二紀の作品も出品し、今度の作品どうしようか考えているところである。今年の夏は県展の準備で忙しかったが、夏休み中に二紀の作品はほぼ仕上げることができたので、慌てることもなく出品することができた。しかし結果はどうかな?来年に向けて新たな取り組みをしたいと思っている。新たな空間、さあどんなふうになるのかぼんやりしたイメージはあるが、どうなることやら自分も楽しみでもある。秋になると、心の中に大きな穴が空いたような感じになる時がある。季節のせいか、年齢のせいか・・絵を描くということはその大きな穴を埋めるような作業かもしれない。先週守口さんの父子展に行ってきた。かばさんがいっぱい並んでいるのかと思ったら、いろいろな作品が展示されていてなかなかおもしろかった。守口さんのユーモアとペーソスを感じるひとときであった。

8月17日(日)

夏休みももうすぐ終わろうとしている。遠出することもなく、絵を描いたり、お新盆をしていたらあっという間に終わった。今年の夏は蒸し暑い日が続き、涼しいはずの信州でも午後になると暑くてアトリエに居れない日が何日かあった。休みの後半友と山裾にあるミルクという喫茶店にいってゆっくりお昼を食べ、いろいろな話をすることができた。絵の方は描き加えるよりも削る、拭き取ることで新たな空間が見えてきて大な収穫があった。今年出品する二紀の作品、県展の作品ほぼ完成することができ一安心か・・今日は長野二紀展の当番で松本市美術館へ、ポップアートの展覧会最終日だったのでしっかりみてきた。一点の作品に釘付けになったが、作者を忘れてしまった。一年後に何らかなかたちで作品にしてみたいと思う

6月14日(土)

伊那美術展もあと2日、愛知県美術館でのグループ展も明日で終了、個展からけっこう忙しかったなあ・・思いつくままの久しぶりである。いろいろ考える一ヶ月であった。仕事のこと、母のこと、そして絵のことなどなど・・これでひとくぎりがつくのでまた新たな気持ちでやっていければと思う。二紀に出品する2枚目とあと県展の作品をこれから描こうかと思う。まだ頭の中は真っ白だが、何が出てくるのか自分でも楽しみである。5月今年も天野さんの個展に行ってきた。雨の降る中ひとりで高遠の山の中の元芝平分校に向かった。最初見たときには感じなかったが、床に座りまんぷさんと話をしているうちに亡くなった母のことを思い出した。棺かふわふわしたふとんか昇華していくなんかか・・不思議な時間を過ごすことができた。

4月19日(土)
DMもできあがり、いよいよ個展に向けて最後の詰めに入った。平日は学校のことでいっぱいなので休みに集中的にやることになる。今日は一日絵を仕上げたり、DMの宛名を書いたりしていた。額に入れるといろいろなことが見えてくるのでまた手を入れる。0号から20号が20点、水彩10点あとは春季展に出した作品を飾ろうかと思っている。どんな空間になるか心配でもあるが楽しみでもある。絵の方はあと小品を2点仕上げればできあがるが、DMはやっと友人関係に本日発送したところだ。

3月31日(月)
一昨日母の四十九日を終えた。1月いろいろ計画していたが、2月母の入院、死去、葬式そして四十九日あっという間の月日であった。春季展の作品は母が亡くなる前に9割ぐらいは仕上げてあったので、出品する前にまた発泡スチロールと布で盛り上げて出した。生きること、死ぬこと、人間の体、魂などなどいろいろ考えながら仕上げた。3月24日に春季展を見に行ってきた。期待しないで上野までいった。1室に展示してあり素直にうれしかった。いっぱい写真を撮って帰ってきた。だんだん描く気になってきた。3月にできなかった個展を4月下旬にはしたいと思っている。間に合うか心配ではあるが期日をしっかり決めたのでやるしかない。


1月6日(日)
2008年、平成20年がスタートした。今年はどんな年になるのか、県展や伊那美術展で忙しくなりそうだ。3月には地元の画廊で個展をしたいと考えているが、まずは絵ができるか?日程の調整がつくかであるが何とかできるようしたいと思う。3月には春季二紀展もあるし、1月後半にはコンクールにも出したいし、冬眠しているわけにはいかないなあ・・・ 今年は自分の殻をひとつ破るような絵を描きたいと思うがどうなるか、楽しみでもある。

12月23日(日)
日曜美術館で高山辰雄の特集をやっていた。心の中にジーンとくるものがあり、感激したなあ・・その中で「個性というものは好きではない。みんなに共通の何か、世界に通ずる何かを絵にする・・」という言葉があったがその通りだと肯く。3月には春季二紀展はあるし、青木繁大賞展にも出さないかと誘われるし、個展もやりたいし休みが貴重である。春季展はまだどんな空間をつくりたいかわき出てこないので、個展用の小品と青木繁大賞展に向けて描いているが、なかなか思うようにいかない。

11月3日(土)
 先週の土曜日に二紀展を見てきた。台風が接近していて風雨で六本木駅から国立新美術館にいくのもやっとの状態であった。知り合いから2階の一番最後の部屋だよということは聞いていたので、まったく期待せずに見て回った。第一室に若い人たちの作品を展示してあり、なかなかやるな二紀の展示ととても感心した。採光もよく気持ちよく見て回ることができた。2階にいくとあれあれ少々空間が狭くなってきた。最後の部屋は2枚展示が多く並んでいたが自分の作品はぽつんと一枚だけ展示してあった。周りは賞をもらった人たちが多く今年もいい部屋に飾ってもらいありがたいと思い帰ってきた。自分の絵を眺めいろいろなことが見えてくる。是非来年は・・・という気になってくるので出した甲斐はあったかなあと思いながら帰ってきた。今日11月3日は3月頃に個展をやりたいので小品を描いが、なかなかおもうように進まないものだ。

10月8日(月)
6日には高校卒業記念事業で100号の作品を高校に寄贈した。絵が大きすぎて迷惑かなとも思ったが、インパクトのある作品の方がいいだろうと思い、一枚に決めたがどうだったのかな?30年ぶりにあう友も多くしばらく話をするとすぐに時間の溝が埋まり30年前に戻る感じがしたが、友の姿から自分も年とったなと感じた複雑なひとときであった。
7,8日と息子が80号の作品を描いて芸祭に展示してあるというのでつくばまで行ってきた。息子は洋画で入ったが、油が体質に合わず2年から日本画を始めたのでまだまだ日本画の顔料を使い始めたところで他の人に比べてまだまだだなあと思うが、本人なりに精一杯制作していることがわかり一安心、どんな方向に進んでいくのか楽しみでもある。

8月25日(土)
久しぶりの書き込みである。夏休みも終わり仕事が始まった。「思いつくままに最近更新してないねえ」の声に応えて打ち始めた。この休みは二紀展、県展の絵を描いて時間が過ぎたかな。一日軽井沢に行き、温泉に入りブレストンコート内のレストランで昼食なかなかおいしかった。夏休みの終わり頃友人、息子と駒出池でキャンプをしてきた。友人が遠いとぶーぶー言っていたが、自分は息子が3歳の頃から毎年通っていたキャンプ場なので懐かしくどこになにがあるのかわかりゆったりと過ごすことができた。新しいバンガローが建ち、管理棟も新しくなっていたがそこのキャンプ場のポリシーは変わっていなかった。下界はとっても暑かったが1200メートルの高地にあるので夜なんか長袖のトレーナーをきて友との楽しいひとときを過ごした。

6月3日(日)
駒ヶ根高原で毎年開催される杜の市に行ってきた。ほぼ毎年見に行くのでぼ同じ位置に出店するところが多く、なじみの人も増えてきた。今年は京都在住、若手の陶芸家の作品を買ってきた。夫婦で陶芸をしていて、昨年は奥さんが出品したそうだ。昨年も気になった作家ではあったが、買うことはできなかった。今年は旦那が出品していて同じような作風の作品であるが、ユニークなかたちをしていて絵画的な作品みていて楽しくなる作品である。また買うときにもいろいろな話を聞くことができるのでおもしろい。300店以上の店が並ぶので人とは違うもの、かつつくりもしっかりしているものでないとインパクトはない。絵でも同じことがいえるなあ・・・

5月3日(木)
連休初日、六本木にできたサントリー美術館、国立新美術館、森美術館にいってきた。サントリー美術館へは生徒が修学旅行で見学したいというので日程を確認しながらいってきたが、美術館の規模も小さく展覧会内容も自分には今ひとつもの足りなかった。国立新美術館では国画展をやっており、多くの知り合いが出品しているので楽しみに向かった。サントリー美術館からは徒歩で10分、国立新美術館はすごーく大きなイメージをもっていたので初対面したときには「あれ以外に小さい」と思ったが、中に入って広さを実感。採光もすばらしく余裕をもって展示してあり見応えがあった。秋の二紀展が楽しみである・・いい絵を描かなければ・・国立新美術館から住宅街の坂を上がっていくこと15分森美術館に到着。森美術館は前回も来たが「日本美術が笑う・笑い展」すばらしい企画力で若沖から円空まで大変見応えがありよかった。さすがに3つの美術館を見てきたので笑い展は疲れて素通りしてきてしまった。国立新美術館は外観はおもしろいが中のデザインはちょっと一般的というか古い感じがした。

3月25日(日)
24日は息子の引っ越しでつくばに行ってきた。5往復もしたのでさすがに疲れた。25日は朝から雨、昨日のうちに引っ越しが終わっていてよかった。きょうは上野でこの時期にやっているVOCA賞展をみてきた。評論家や学芸員から推薦された若手の作家が出品している展覧会で毎年楽しみにしている。、自分にはないもの、自分とつながるもの・・そんなことを考えながら糸をたどるよう作品をみてきた。屏風の作品、写真、カーテンのような布の作品、フラットな平面、工業製品のような光沢のある作品、以外と屏風はしっくりくるが、逆になぜ今この日本で壁に大きな作品を飾るのか考えさせられた。また「あれ、いいのか」と思う作品もありいろいろ感じるところがあった展覧会であった。

2月18日(日)
昨日久しぶりに岩岳にスキーにいってきた。明日から雨や雪が降るという予報の中、空には雲もあったが、風もなく、あたたかい陽気の中滑ることができた。途中ゴンドラが止まったが、山の上から下まで5回ぐらいは滑り降りた。心地よい疲れであったが、温泉に入り疲れを癒して帰ってきた。この冬は100号の作品を描いていたが、なかなか思うようにいかず、先に進めず悶々としていた。久しぶりのスキーで詰まっているものが一気に吹き飛んだ感じだ。これがいいのか悪いのかはわからないが、小品でいろいろ試そうと元気がでてきた。やっと冬眠から覚めた感じでもある。いろいろ試す中新たな道が見えてくればいい。

2007年1月1日(月)
2007年1月1日天気がよい。元旦はお雑煮を食べて、年賀状をみて、午後から初詣。午後からなら光前寺もすいているだろうと思って行ったが、昨年同様皆が考えることは同じなのか午後から混んできたようである。今年も参道を長い列ができ、寒い中を待ってやっと参拝してきた。光前寺は心が落ち着くというか、気が引き締まる。今年は自分の枠を超えるような、無にするというか、体が自然に動くような絵を描きたい。また地球規模、環境問題にも目を向けていければと思う。どんな一年間になるのか、どんな絵が描けるか楽しみでもある。

12月17日(日)
久しぶりの書き込みである。きょうは上京して3つの展覧会をみてきた。諏訪敦絵画作品展、千住博展、大竹伸朗展、どの展覧会も前からみたかったので楽しみに出かけた。先週行きたかったのだが、先週はタイヤを交換していたり、キャンバスを張ったりしていていけなかった。新宿で息子と合流しまずは銀座へ、久しぶりにみる諏訪さん作品はなかなかよかった。特に紙に描いてある作品は日本画と洋画の壁をさらっと飛び越えた作品に脱帽、次に山種美術館での千住さんの展覧会、これもすごく期待していったがたらしこみやスプレーなど技法がみえみえで空気というか今ひとつ伝わってこない。最後は東京都現代美術館へ、大竹伸朗氏が展覧会場にいてあの小さなからだからあれだけの作品群が生まれてきたかと思うと感心するばかりである。大竹氏の作品はいままでにもかなりみてはいたが、膨大な量の作品を目のあたりにしてただ驚くばかりであった。新宿の中村屋でインドカリーを食べ息子と別れて帰ってきた。伊那は雪が舞っていた。つかれた。

11月4日(土)
穂高の友のところに行ってきた。秋も深まり落ち葉が落ちた道を踏みしめながら、いろいろな話をしてきた。近くにある書簡集というレストランで食事をして帰ってきた。気分転換に行ったはずであったが、考えさせられた一日であった。


10月29日(日)
昨日は二紀展をみに東京へ出かけた。ランクルでいこうかとも思ったが、ディーゼル規制気が引けてミニで出かけた。久しぶりの日帰りの運転はたいへん疲れた。上野で息子と一緒になり独立、二紀、創画をみてきた。自分の作品を探したら今年も9室に展示、上の段ではあったが、すばらしい作品の中に飾っていただけることに感謝。自分としては飾ってほしい作品ではなかったが、これでもよいかと思いみてきた。二紀のあと創画をみてきたが、津田さんの白に感激した。その後大英博物館ミイラと古代エジプト展で当日券が運良く販売していて見てきたが、ミイラの中身を見ることができる3D画像にびっくりして帰ってきた。

10月1日(日)
県展伊那会場も終了し、二紀展にもなんとか作品を出品し、忙しい9月も終わり、今日から10月。きょうは久しぶりの休日、ダイヤモンド八ヶ岳美術館ソサエティで開催している小西保文展をみて、近くにある八ヶ岳倶楽部にいってきた。途中雨が降ってきて少々肌寒い天気ではあったが、小西さんの懐かしく、ほのぼのする作品に触れ、八ヶ岳倶楽部ではゆったりとした時間の中で食事をすることができた。「あんなテラス、庭があったらいいなあ・・つくってみたいなあ」と思いながら帰ってきた。


9月2日(土)

秋風がふき始めた。朝晩涼しくなり過ごしやすい。いよいよ来週から県展伊那会場の飾り付けが始まる。昨日もそのための準備役員会を行い、県展に備えた。絵や工芸、彫刻の仲間と作品の話をすることはなかなかいい。今年の県展では早めに作品づくりをしたが、何度も描きなおして、8月上旬から筆が入らなくなってしまった。搬入までの3週間は眺めているだけであった。これでいいのかという状態で搬入、心配になった。結果は賞をいただくことができてほっとした。展示数599点、外部審査員山本先生の作品も飾られる今年の県展伊那会場なんとか成功させたいものである。

8月9日(水) 猛暑

台風7号が過ぎまたまた猛暑がやってきた。7日には長野二紀会の夏季研究会130号2点をもって松本まで行ってきた。7月中旬,車が寿命を迎えたというか高速道路でエンジンが焼き付いてしまった。15年26万キロ乗ったランクル、エンジンを載せ替えようかとも考えたが、エンジンがすぐには手に入らない、エンジンがよくてもバランスが悪くなるという話を聞いて廃車にすることにした。まったく同じ型のランクルをインターネットで探し、仙台に一台手頃な車があったので購入、8月1日に納車になった。今まで乗せてあったオーディオやキャンピング使用のもの、キャリア、ラダーをやっとのことで載せ替えた。思わぬ出費ではあったが、新しいといっても平成14年式のランクルをできるだけ長く乗っていこうと思う。 そのランクルに130号の絵を乗せて研究会にいってきた。心にしみるアドバイスをいただきこれからまた描こうという気になって帰ってきた。

7月23日(日)晴れ

昨日は涼しくて過ごしやすかったが、今日はまた蒸し暑い一日である。先週の集中豪雨はすごかった。天竜川の溢れんばかりの水量、川沿いの街の緊迫感、車で走っていてもヒシヒシと伝わってきた。毎日諏訪まで通っているので沿線の土砂崩れ現場を見ながらの通学であった。人間のつくったものがいかに儚いか、自然の驚異を感じる一週間であった。次の日避難指示が解除してから撮った写真です。二紀展、県展の作品を同時進行で描いているが、県展の50号で苦戦し二紀の作品がなかなか集中して取り組めないがやるしかない。

7月9日(日)曇りのち雨

飯田の伊豆木というところに行ってきた。道に迷ったが、峠道を行くと懐かしい風景に出会えた。雨に濡れたあじさいも美しく、迷ったおかげで出会えた風景であった。まっすぐ前ばかり見ているとみえないが、寄り道をしてみえてくるものもある。


6月3日(日)

昨日から夏のような暑さで体が順応しないが、今日は駒ヶ根高原で行われる杜の市にいってきた。毎年全国各地から手作りの作品を持ち寄って高原の森の中でテントをひろげ作品を並べている。すがすがしい風を受けて作品を見ていくとすてきな作品に出会う。今年も大阪の陶芸家と伊那の木工作家の作品が気に入り話をしてきた。今年から池の周りにもテントが張られ、カヌーとか実際に乗っていたが素通りしてきた。その後駒ヶ根高原美術館により信州抽象画展をみてくる。作品があちこちバラバラで展示方法に疑問を持った。作家ごとに作品をまとめた方がよかったなあ。
5月28日(日)
県展の会議で松本市美術館へ行く。会議は2時に終わったので、穂高の友人の家に寄ってきた。穂高の別荘地の中で一人でこつこつ家をつくっている。行くたびに少しずつではあるができあがっている。今回木の枠がほぼできあがり上の階に登ってみたが圧巻である。家というより彼流の立体作品である。それにしても高い、どでかい。彼の作品にはいつも驚かされるが、今回の彼の家、作品は言葉がでない。彼も言っていたが今が一番美しいかもしれない。これから壁が作られるとまた風景が変わってくる。楽しみである。

4月23日(日)

昨日は春季二紀展をみてきた。東京銀座画廊7階入り口を入るとすぐ前に自分の作品が展示してありびっくり。こんなところに展示してよい作品なのかとも思ったが、うれしかった。息子とも銀座で合流し、展覧会場で井上氏にも会いしっかり批評をしていただいた。今後の展開をどうしていこうかと悩んでいたが、少し道が見えてきた感じがした。(次の日絵に向かうとどうしようか悩んだが・・・)その後木原さんや長崎二紀の人たちの展覧会をみて帰ってきた。今日は高遠美術館に呼ばれてHPについて相談にのってきた。高遠城址公園の桜が満開で人混みの中、美術館の駐車場までたどり着く。満開の花もなぜか寂しさが漂う。

4月9日(日)

きょうは朝から天気も良く午前中は春季展の仕上げ、午後は近くの山に入って写真を撮ったりのんびり過ごすことができた。夕方額に入れようと一昨年の作品を倉庫から出してくる。多くは描いてはないが一昨年の作品の方がすっきりしていていい。余計なものを描きすぎたか、色がすっきりしないのか比べるといろいろなことが見えてくる。同じ人間が描いた作品でも、こうも違うのかとびっくりする。良い方向に伸びてないのが情けないが、新たな課題もみえてきた。
3月4日(土)
毎年この時期に伊那技術専門校の生徒が制作した作品の展示販売があるので、西山に向かい車を走らせた。しばらく行くと西にそびえる中央アルプスの山なみがとても美しく、車を止めて一枚撮影する。毎日眺めることのできる山々ではあるが、きょうはやけに美しい。午後には南アルプスの山なみをくっきりみることができた。我が車ランクル77HZJがいよいよ25万キロ走行した。平成3年車で中古で平成4年に購入もう14年ぐらい乗ることになるのか。諏訪にまったく同じ車で27000キロしか乗ってないランクルが展示してある。悩むところである。

2月25日(土)はれ

きょうは息子と上野で合流し、芸大の卒業制作展をみてきた。芸大には修士・博士課程の卒業制作を展示してあったが、絵画棟のアトリエの採光がすばらしいのに驚く。こんなところで制作できるとはうらやましい。作品は油画科でも絵画の枠を超えて、写真ありインスタレーションありこれでいいのかなあと考えさせられた。東京都美術館では学部の学生の卒業制作、五大学の卒業制作毎年東京の美大からこれだけの学生が卒業していく何人が絵を描き続けることができるのだろうか?そのあとMOTマニュアル2006日本画から日本画へをみてきた。初めて松井冬子の作品をみる。彼女はまだ芸大の博士課程在学中だそうだ。久しぶりに背筋がぞくぞくする作品をみることができうれしかった。息子とは新宿で飯を食って別れる。

1月14日
きょうは川村記念美術館に行ってきた。リヒター展をみるためだ。金沢でみようかと思ったがなかなかいけるときがなく、巡回した千葉の川村記念美術館でみることができた。かつて西新宿の小さな画廊でみたが、今回は作品数も多くリヒターの大きな作品も包まれるようにみることができた。息子も誘ったが制作が忙しく来られないとのこと、様々なことに挑戦し、絵画とは何か、平面とは何か我々に問いかけてくる。一人の作家が様々な切り込み方をしてくる。さすがリヒターだ。

1月2日(月)雪のちくもり

新年あけましておめでとうございます。今年もたまにしか更新しないHP共々よろしくお願いします。懲りずにマイペースで気が向いた時に、思いつくままに書いていこうと思います。さて正月はたいへん天気もよく、元旦に駒ヶ根の光前寺に初詣にいってきた。午後だったのでもう空いていると思い行ったのが大間違い。すごい人出でこんなに並んだのは初めてだった。人手が多かったのは、苦しいときの神頼みか、光前寺の早太郎にあやかってか、犬もけっこうきていたなあ、何より天気もよかったからだろう。しかしお寺のお参りはなぜか落ち着く。今年はどんな年になるのか?世の中これでいいのかと思うことが多く、けっして明るくはないのかなあ こたつに入り正月気分ももういい・・絵を描きはじめたいが、画材屋と連絡がとれない。明日になれば木枠を調達できるか?春には春季展があるので書き始めたいがしかし今回は構想がまったくない、今までは次の次ぐらいまでどんな絵にしようか頭に浮かんでいたが今回は手を動かしながら出てくるのを待とうかと思っている。どうなるか心配であり、楽しみでもある。
12月11日(日)
きょうで伊那、諏訪合同の湖龍展が終了。なんだか寂しい感じがするが、新たなる出発になるかもしれない。中央に出品した作品を会派を問わず展示できる場が年に1回あるとよいが・・・

11月12日(土)
久しぶりの書き込みである。明日から田中さんと三澤珈琲店で二人展を行う。三澤珈琲店は、珈琲の豆を煎って販売し、その豆をわたしはズーと使い続け、豆がなくなり、店が休みだとアレルギー状態をおこすほどのなじみの店である。田中さんはこれまたわたしは愛用している器をすべてつくっていただいている小諸在住の陶芸家である。その三澤珈琲店で田中さんと一緒に二人展を行うことになった。12日店を閉じてから飾り付けをして11月13日(日)から12月30日(金)まで二人展を行います。DMはいらないだろうと思っていたが、やっぱりあったほうがいいかあと思い今週月曜日にオノウエ印刷にデータを送り昨日DMが届きました。オープニングとかは特に計画してないが、また2人で相談してささやかな飲み会でもできればと思っています。

8月21日(日)
きょうは県展の搬入があった。今年は役員をしているのでなかなか大変であった。夜には地元の大芝高原の花火をみてきた。大芝の花火をみると今年も夏も終ったなあと実感する。今年はフィレンツェ大賞展に出品し、なんとか入選する。その会場の庭に蓮の花が咲いていて一眼レフのデジカメで撮ってきた。花火もシャッタースピードを調整したらなかなかおもしろい写真が撮れた。ああああことしの夏も終わる。


7月27日(水)

昨日友達に誘われて松本でパフォーマンスをみてきた。第10回ニンフ・アジア・パフォーマンス・アート連続展05でその日はアジアのアーティスト5人ぐらい・日本のアーティスト7人ぐらいだったかそれぞれ15分ぐらいのパフォーマンスをみせてくれた。身体・行為にたいへん興味があり、知り合いのアーティストも2人出演していて、日常から離れて久しぶりに考えさせられるすてきな時間を過ごすことができた。余分なものをそぎ取り自らの体だけで行為するパフォーマンスがよかったかな。インドネシアの女性アーティスト・フェリアルの透明テープとカッターナイフをつかったパフォーマンスは今を写し取り考えさせられたパフォーマンスであった。美術系志望の高校生も多く見に来ており、彼らにとっても貴重な経験であったと思う。その日は携帯電話しかなくて画質が悪いが載せておく。


6月24日(金)

昨日子ども達と万治の石仏をみにいった。暑い日であったが、川のせせらぎを聞きながら上っていくと、その石仏があった。石仏をひとまわりすることができ、横から見上げたらなかなかユニークな形をしていてすばらしい造形物でもある。周りを小さな田んぼに囲まれ、田植えをしたり、稲刈りをしたりしながら長年その石仏を祭っていく行事があるらしい。下諏訪の春宮のすぐ脇の川を上っていくとその石仏がある。

6月19日(日)晴れ

きょうは伊那展の最終日、今年初めてのパネルディスカッションがあり、その作品の撮影、プロジェクターでの上映などで半日が終わってしまった。片付けの時に、「作品を見ていただきたい。」という人がいて短い時間ではあったが話ができてよかった。その人は私の作品を気にかけて見てくれて、このたまにしか更新しないHPも見ていてくれるとのことたいへんうれしいことである。世の中にそういう人がひとりでもいればやりがいがあるというものである。きょうのパネルディスカッションでも「絵ってなんで描くの?」「どんな絵がいい絵なの?」などの素朴な質問もでていた。その答えは自分で見つけるべきだろうと思う。絵とは全世界共通言語で、どかっと一瞬に伝わってくる。また太古の昔からあるもので、小さな子どもも描けるものでもある。これだけIT技術が発達してもそれに変わることはできない。

6月5日(日)晴れ

毎年この時期に駒ヶ根高原で開催される杜の市に行ってきた。雨の日も多いが今年は天気もよくすがすがしい気分でいろいろな出店を見てまわることができた。その中でおもしろく、気に入った作品の作者と話をするのが楽しみでもある。今年は多治見の陶芸家木村まどかさんの作品がたいへん気になり、作品もひとつ購入した。女流陶芸展にも出品していて、なかなかおもしろいフォルムの作品をつくっている。もっと高くてもいいと話したが、その人は自分では値段が付けられないからこのくらいかなと話していた。これからが楽しみな作家であった。

5月3日(火)快晴

息子が帰省したので、上田の信濃デッサン館・無言館に行ってきた。かつて訪れたことがあったが、無言館は今回が初めてであった。多くの画学生がこれから絵の道がまさに開かれようとしたときに戦地に行き命をおとしたこと、さぞかし無念だったことだろう。戦地から帰って続きを描こうとした作品もあったが、どの作品も迷いがなく、完結していたこと、まさに一瞬一瞬を大事に生きていたことが伝わってくる。今の自分、この時代を考えさせられたひと時であった。

4月18日(月)晴れのち曇り

高遠の夜さくらを見てきた。雷がなり、雨が落ちてきたが、城址公園中では傘がなくても雨をしのぐことができた。いつもの高遠のさくらは妖艶な赤みをさしているが、今年はいつもより白っぽい花であり残念であったが、こぼれるばかりの満開のさくらをみて満足。知り合いにも何人も会い懐かしいひとときであった。こうやって1年1年がすぎていく。

4月2日(土)晴れ

久しぶりの書き込みである。この4月から7年間勤めた山々に囲まれた自然豊かな小学校から、下諏訪にある養護学校に転勤。息子もこの4月から大学生、娘も中学生、明日は息子の引っ越し、荷物をランクルに積み込み出発、巣立ちの日になる。晴れるといいが雨のようだ。別れと新たな出発の季節となった。

12月30日(木)晴れ

昨日初雪が降り、やっと冬らしくなった。スマトラ沖震毎日1万人規模で死亡者が増えている。ノアの箱船のような出来事である。今年は中越地震や台風の被害など「災」の一年であった。2005年は地球規模でものを見・考えることが今まで以上に必要になってくるであろう。地球にとっても、人類にとってもよりよい年にしたいものである。

11月14日(日)曇り

群馬二紀展にいってくる。吉野先生の個展、トークもあるということで出かけた。群馬二紀展には招待され、一緒に展示してもらった。塩谷君やびわ君の作品と一緒に展示していただき、みえてくるものが多くあった。吉野先生のトークもなかなかよかった。

10月31日(日)曇り

二紀展を先週見に行こうとしたが風邪でダウン、最終日今日やっとみてきた。、学校の行事も一段落したので、朝8時家族四人で東京へ、日曜日なので首都高はすいすい10時50分には上野駅の駐車場に到着した。まずフィレンツェ美術展をみてから、二紀展へ会場へ、展示室は何人かから聞いていたのでだいたいわかってはいたが、見るまでは心配。1階の新人室に展示されていて一安心、うれしかったなあ。周りの作品の比べ、自分の絵の弱さがよくわかる。今回は良いところより弱い面がよくわかり、見に来て良かったと実感、そのあと家族で食事をし、妻と娘は買い物、息子と独立展を見て帰ってきた。疲れたが、息子ともいろいろな話しができた。今年からカメラ撮影禁止、二紀会事務局に行って許可を得て撮影をしてきた。

10月30日(土)曇りのち雨

きょうは伊澤修二記念音楽祭、勤務している学校の5年生が毎年出演している。今年は新作の「七色の雪」に挑戦、音楽の先生が作詞・作曲し子どもたちと担任の先生、音楽の先生、照明を担当する先生方ででつくりあげている。私もバックの絵を毎年担当し描いてきた。模造紙縦5枚横9枚の計45枚の大きさの絵を描いているのが本日お披露目になる。当初絵と音楽劇が合わず心配もしたが、大きなステージでリハーサルをやったのをみると何とかとけ込んできた感じ一安心であった。本番では効果音を担当し見ることができなかったが子どもたちの演技や歌がよく大好評であった。秋田の話しだが、地元の山を描き、終わって一安心というところか

10月11日(月)晴れ

強烈な台風も伊那を逸れて北上、久しぶりの晴天、久しぶりの書き込みである。9,10日と京都に行ってきた。桂離宮、詩仙堂、曼殊院など見学してきた。桂離宮は学生の時に行っただけなので、20年ぶりの見学だった。20年もたつと記憶に残っていた風景と変わり、見るものすべてが新鮮であった。桂離宮は変わらないが、自分自身の見る目・見る心が変化したためであろう。デジカメのスマートメディアに保存し昨日見えたのし今日になって画像が消えていた。2枚目はかすかに残っていた。帰るときに京都市美術館により主体美術協会展をみてきた。


9月4日(土)くもり

朝晩涼しいが、昼間はまだまだ暑い。ロシアのテロなど心が痛む報道が多く、気持ちが沈んでいる。人間ってなんだろうかと考えさせられる一日である。

8月29日(日)曇り時々雨

 県展を松本まで見に行ってきた。企画展もやっていたので、展示があちこちの部屋に分かれ見づらかった。いつも企画展をやっている天井の高い部屋で展示できればよかったのになあ・・残念
夜、大芝の花火を見に行こうと娘に誘われたが、小雨も降っているし疲れているので断ったが、どうしてもということでつきあった。花火をカメラでぱちぱち、なかなかいい写真が撮れた。大芝の花火が終わると今年の夏も終わりだ。
8月22日(日)曇り

今日は県展搬入日 当初思い描いていたイメージからだいぶ変わった作品になったが、あとは産みの親になった気分どうなることやら・・・ここ2,3日秋の気配が感じられるようになってきた。ことしの夏ももうすぐ終わりか

8月1日(日)晴れ

車の1年点検、代車を借りて5時間どうするか迷った。当初穂高の友だちのところに行こうかと思ったがキャンプに行っていて不在、久しぶりに松本から霧ヶ峰に行くことにした。七島八島の湿原にでもいければと思ったが、駐車場がいっぱい。車山にいき山頂までハイキングをしてきた。風も爽やかで下界とは大違い、とても過ごしやすいひとときであった。花にとまる虫や蝶を撮ったが今ひとつである。
7月31日(土)晴れ

昨日は台風の影響か涼しい風がふいていたが、今日は今までのように蒸し暑い一日である。県展や二紀展に向けて制作中である。夏は乾きもはやく、絵に集中できるのでかなりすすむが、暑い。昨日西駒郷を見学してきた。
15年ぐらい前に教えた子ども(もう30ぐらいになるかな)会えた。3年間その子と一緒に生活し、いつでも後を追ってきた子であった。とってもうれしく、その子もすぐに手をつないでくれた。彼はずっとこの施設で生活していたんだ・・と思うといろいろなことを考えた。人の人生ってなんだんだろうか自分はどうなんだろうか・・うれしかったが久しぶりにいろいろ考えた時間であった。

6月26日(土)曇りのち晴れ

長野二紀会の打ち合わせの後、松本市美術館で始まった両洋の眼展オープニングイベント滝純一氏、滝沢具幸氏、中島千波氏、米倉守氏の座談会を聞いてきた。作家の原点、光や陰、ものの奥に漂うもの、潜むもの、発信では弱い、感染しなくてはなど心に残る言葉がいくつか聞かれ、あっという間の一時間であった。
5月27日(木)晴れ

気持ちよい一日であった。周りに咲いている花を撮してみた。ぼける感じもなかなかよい。18o〜70oレンズでかなりのところが撮れそうである。
5月24日(月)晴れ

きょうは学校が振り替え休み、一人でゆっくり絵が描けるかと思ったら、急に頼まれ網戸の網を10枚替えた。プロ並みの仕事ができた。午後は今まで使っていたカメラを下取りに出し、念願の一眼レフのデジカメを買った。今まで使っていたレンズも使えるし、ちょうどカメラも店に入ったので、思い切って買ってしまった。よく使う50oF1.4のレンズでまずは撮してみた。なかなかいい。山に行って花をいっぱい撮りたいものである。

5月8日(土)晴れ

新緑の時期になり、先日はタラの芽をいっぱい採って、天ぷらにして食した。4月下旬春季二紀展を見に行ってきた。風邪気味で行くかどうか朝まで迷っていたが、最終日に高速バスで行ってきた。多くの作品の中で自分の作品を見ることで、スパッと一気にいろいろなことが見えてくる。
4月11日(日)晴れ

桜がいっきに咲いた。ことしの開花は一週間ぐらい早いのではないか。桜いっぱいの高遠の街は桜で妖艶としている。(写真は4月8日撮影)春季展の作品が完成した。きょうは午前中額づくりをした。今まで使っていた150号の額を切り、120号の舟形の額をつくり絵を入れてみた。「今年はこれで出品しよう。」自分を納得させる。午後民家を解体した古材が手に入りトラックでもらいにいく。十年分ぐらい使えそうな雨戸が手に入る。年月を経た雨戸はなんともいえない風格があり、そのものが訴えてくる。しかし家のものはこれどうすると冷ややかな目で見ていた。これからも「がらくたからがらくたができる」そんな制作になりそうだ。
2月29日(日)雨のち晴れ

春らしくなってきた。もう明日から3月・・・月日の経つのははやい。上野の森にもなんとか一枚持って行ってもらったが、一枚では入選も危うい。きょうは長野二紀会の打ち合わせで松本に行ってきた。今年8月に松本市美術館で長野二紀展を開催するための打ち合わせだ。県展もあるし夏休みもあっと
いう間に終わりそうである。先週外付けの2.5インチハードディスク・20GBが壊れた。なかなか便利でどのパソコンにもUSBを差し込むことで使うことができた。そこには音楽ファイル、文書データもかなり入っていたが、まったく使うことができない。
データは自宅のパソコンにもほぼ同じものがあるのでいいが、壊れるとそのありがたみがわかる。パソコンも電源が入らなければただの箱、なんだかデータそのものも儚いものである。そうそう2月10日天野さんを招いて学校で新聞紙を使った造形あそびをした。その写真がでてきた。また先日伊那文化会館で行った展覧会に出品した作品もでてきたので載せることにした。
2月1日(日)晴れ

きょうも晴天、8時30分に自宅を出発、道もすいていたので、10時30分には岩岳スキー場で滑っていた。北アルプスの山々もくっきりみることができ、山を見ながら、気持ちよく滑ることができた。
1月31日(土)晴れ

 晴天である。北の方も晴れてきょうはスキー日和である。スキーにいこうと思ったが娘の都合で明日にした。久しぶりに自分のホームページを更新した。全面FLASHとも思ったが、一部FLASHを使ってみた。なかなかスムースに動くのにびっくり、上野の森にだそうと描き始めてはいるがなかなか思うようにすすまない。
2004年1月1日(木)晴れ

 あけましておめでとうございます。本年も思いつくままに時々書き込みができればと思っています。無理をせずにやっていきます。元旦のきょうは暖かくて、とても気持ちのよい天気であった。諏訪のスポーツ屋に娘のスキーを注文してあり、取りに行くこともあったので、はじめて元旦に諏訪大社に初詣にいってきた。まさにテレビ中継でやっているくらいの大勢の人に圧倒されてしまった。いつもは駒ヶ根の光善寺で、人がまばらな時にゆっくりお参りしてきたので、やっぱりそっちのほうがいい。今年はいい絵を描きたいものである。
12月18日(木)晴れ
 高遠美術館での個展も終わって一息、ほかのホームページづくりに精を出しやってきたがこちらもほぼ終了、これからは少しはゆっくりできるかなあと思う。1月30日締め切りのコンクールにだそうか思案中というかまだ描いていない。今度の休みにでも活動再開しよう。
11月23日(日)晴れ
 きょうから高遠美術館ギャラリーで12月14日まで個展を行う。回廊のような湾曲になったコンクリート打ち放しの壁に展示した。発泡スチロールや布、木でつくった作品はなかなかその壁にマッチしたが、ひきがなくて大きな作品を見るには少々きつい。また回廊が西向きなので2時頃から日が入ってきて、作品にはよくない。
初日に友人が数人きたが、あとは観光客や地元の人が見にきていた。今日は一日いたが、明日からは、美術館にお願いして帰ってきた。明日は11時頃に行く予定である。
10月26日(日)晴れ

上野に絵を見に行ってきた。妻が車を新しくしたのでその車に乗って向かった。中央道、首都高は順調にすすみ、お昼には上野に到着、首都高を降りたとたん渋滞、駐車場も満車状態で、公園前の駐車場に20分ぐらいかかってやっと入れることができた。話には聞いていたが、自分の作品がどこにあるか気になりながら見て回った。今年もいい場所に展示して頂き、緊張しながら自分の作品と周りの作品をみた。この時がいい刺激になり、いろいろなことが見えてくる。スケールが小さく、今ひとつである。どうしていくかまたゆっくり考えていこう。

9月1日(月)晴れ

9月だというのに夏の暑さが戻ってきた感じである。昨日は松本市美術館に行き、有元利夫展をみてきた。今までも彼の作品は見たことがあったが、130点という、これほど多くの作品を見たのははじめてであり、心がうきうきし、心地よい風がふいた。彼の小品がなかなかいい。みているとたのしくなるというか夢見る世界が現れる。10月13日までやっているのでまたみにいきたいと思っている。
8月11日(月)晴れ

家族でキャンプに行ってきた。今年も一泊しかできなかった。数えたら今年で15年同じキャンプ場を利用したことになる。そこは八千穂村の駒出池キャンプ場で、オートキャンプサイトも充実していて、トイレやシャワー室もなかなかよい。ほかのキャンプ場も利用したことがあるが、やはりここがいいということで我が家の別荘地になっている。しかし息子はもうついてこない。下の娘も5年生一緒に来てくれるものあと数年だと思うと寂しくなる。最初はテントだけ持っていったら雨に降られタープというものが必要なことがわかり購入し、ランタンや机などもだんだんに揃えていった。今年はお米、洗剤、炭、銀マットを忘れていったがなんとかなった。夕立もこなかったが、台風のあとかかなり湿気があり、べとべと状態であった。駒出池キャンプ場ホームページはこちら http://www.avis.ne.jp/~yachiho/camp.html


8月7日(木)晴れ

今週は講習会や仕事で毎日出かけている。なかなか絵が描けない。もうじき県展の搬入があるが、なかなか先に進まない。デジカメのデータを整理していたら息子が描いた絵が出てきた。知らないうちに成長している。うれしい限りである。
7月31日(木)曇りのち晴れ

きょうは久しぶりに軽井沢に行って来た。仲間の作品をみたり、白糸の滝にもよってきた。夏の滝はなかなかよいが子どもがいっぱいで落ち着いてみることができず残念。
7月25日(金)曇りのちあめ

今日は北沢峠から仙水峠まで歩いてきた。高山植物を見ながら簡単なトッレキングで気持ちよい一日であった。
マリシテンが今年は雲の中で見えなかったが、ほんの数分顔を出してくれた。
7月21日(月)雨のち晴れ

久しぶりの書き込みである。二紀そして県展の絵を描いているが、なかなか思うようにすすまない。構図が単調なのか面白みに欠ける。今までのやり方で描いている自分に気づきながらもなかなか一歩先になかなかすすめない。でも絵を描き続けた3日間であった。
6月19日(水)雨

朝から雨が降っていた。今週いっぱい伊那美術展をやっている。伊那展に展示するといろ
いろなことが見えてきておもしろい。今回の自分の作品は思うような白が出ていなくて大きな課題が見えてきた。なかなか思うようにいかないものだ。

5月26日(月)曇り

遠照寺に寄ってきた。牡丹が境内にいっぱい咲いている。もう花のさかりも終わりに近づいている花もあったが、ピンク、黄色、白色など可憐な花を咲かして楽しませてくれた。
この時期に遠照寺を訪れると、彼の世を感じさせられる。帰りに手打ちそばを食べて帰ってきた。

4月27日(日)晴天

松本に行ってきた。片丘で菜の花が咲いていたので写真を一枚、我がランクルももう20万キロ乗ることになる。友達はランクル40で30万キロ余で乗り換えた。あと10万キロは乗れる。しかしディーゼルはだんだんのれなくなるのかな。東京には今年の10月からディーゼル車の規制で乗り入れることができないと言うがどうなんだろうか。今まで絵を運ぶときはこの車の上に載せて運んだものだが、そういうこともできなくなるのか。

4月26日(土)雨のち晴れ

伊那中央病院に寄贈した作品の展覧会をみてきた。大作ではみられない温かみやナイーブさを多くの絵から感じることができ、新鮮であった。私も1月に旅行したイタリアの教会を入れて描き出品した。

4月18日(金)晴天

30度近い気温が続き、一気に桜が咲いた。高遠のコヒガン桜も満開、春爛漫だ。高遠は桜、桜、桜、町中が妖艶な感じがする。夜は家族と夜桜を見に行く。道も空いていて城址公園の駐車場まですぐに行くことができた。ボタンボタンと咲いている年もあるが今年はそこまではいかない。

4月5日(土)雨

諏訪や松本では雪が降ったらしいが、伊那ではみぞれまじりの雨の一日だった。昨日は入学式、きょうは一日家でゆっくり過ごす。イタリアの風景と人を組み合わせて小品を描き始めた。SMなどの小さい作品は実験もできるし、描いていてもなかなか楽しい。また描きためて個展でもできるといい。

3月24日(月)晴れ

昨日は美大に行ったKくんがきてくれた。大学で描いた絵を見ながらゆっくりいろいろな話をした。描く力はすごい。これからは自分さがしの旅が始まる。美術教師をしながら絵を描いていく彼を応援していきたい。

3月6日(木)曇りのち雨

今週は長い、まだ木曜日。上野の森なんとか入ることができたようだ。(まだ正式にはきていないが、なぜかわかった)最初に入った頃の感激が薄れてきている。自分としては思うように描けなかったので心配はしていたがまずは一安心。おもしろいものを探そうとすることがなくなっていた。またデジカメをもって出かけるとするか。

2月23日(日)くもり

久しぶりの書き込みである。寒いとホームページに書き込みするのも億劫になってくる。2月に入りだんだん冬眠からもさめて絵を描き始めた。しかしなかなか思うように描けない。上野の森に出そうと100号2枚並べて描いているが、どうものびのびと描けない。やはりコンスタント描いていないとだめだなあ。今日は松本で支部の総会があった。仲間がいろいろな展覧会に出していて刺激になった。

1月8日(水)雨のち晴れ

帰国の途につく。10時15分ミラノからアムステルダムへ、スイスアルプスが眼下にとてもきれいにみることができた。12時日本へ向かう飛行機の中、ビールを飲んで酔っている。今回の旅は、安いツアーであったが、いっぱいいい絵を見ることができた。またアッシジに行くことができ満足、しかし美味しいイタリア料理を食べることができず残念。早く日本時間にあわせないといけない。明日からまた学校が始まる。

1月7日(火)晴れ

ミラノは大都会でイタリアにきて初めて高層ビルをみた。ドウモ正面は修復中であり残念。なかのステンドグラスがすばらしかった。午後はブレラ美術館へいく。サンタ・マリア・レア・グラツィエ教会にも行きたかったが予約しないと最後の晩餐はみれないというので残念。しかしブレラ美術館は下が美術学校になっていて、ピカソの絵やボナールの絵もふつうの絵のように間近に見ることができた。マンテーニャの「死せるキリスト」やピエロ・デェラ・フランチェスカの作品も見れて満足。

1月6日(月)曇り

ベネチアへいく。とっても楽しみにしていたが、あちこちで地盤沈下を起こし、水が湧いて出ていた。海に浮かぶ島であった。ゴンドラも寒くていまひとつ。暖かなときにこれるとよかった。デジカメのスマートメディアが壊れて写真がない。残念・・・しかしツアーでいっしょだったK氏から写真をお借りし載せることができた。K氏ありがとうございました。

1月5日(日)曇りのち雨

この日から寒気が入り寒くなってきた。フィレンツェ郊外のホテルに2泊、花の大聖堂、ミケランジェロ広場、ウッフィツィ美術館を見学する。シモーネ・マルチーニ、フィリッポ・リッピの作品がなかなかよかった。日本人観光客が多い。午後は妻の希望でピサの斜塔までいってくる。

1月4日(土)曇り

雨が降るといっていたが今のところよし。イタリアの天気予報は当たらないことが多いようだ。今日は午前中ローマ、お昼にカルボナーラを食べるが味が濃くさらに塩分が多かった。街では日本車、特に日産マーチやトヨタヴィツがおおいのにビックリした。ローマ市内は小さな車が多い。しかし縦列駐車のうまさに唖然とする。
午後アッシジへ向かう。途中の景色がまた絵になる。4時30分に着き、サン・フランチェスコ聖堂をみる。ジョッ卜.チマブ工のへき画をみて感激。二紀の人たちの絵に似ていると妻の一言、影響を受けた人は多い一うなずく。

1月3日(金)晴れ

口ーマは伊那の3月ぐらいの陽気で、とっても暖かい。まずはバチカン美術館へ、タクシーの運ちゃんに「バチカンムゼオ」というが、発音がわるかったのか、なかなか伝わらない。8時45分から開館するが、大勢の人がならんでいる。シスチーナ礼拝堂になかなかいけなく、うろうろしているうちに、ラファエロの間に入った。前回はみることができなかったのでその作品の大きさ、崇高さ、色あせない発色のすばらしさに感激する。ストロボをたかなければ写真OKだったので撮影できた。細い階段を下りていくとシスチーナ礼拝堂に到着、何年もかかって修復したので当初の色が戻っていた。きらびやかではなく落ち着いた色の発色にビックリした。凄い、来てよかった。ミケランジェロ、人間わざでないある種の力を感じた。お昼はラ・モンテカルロでピザとスパゲティを注文、ピザは美味しかったが、スパはまずかった。ナヴォーナ広場でピノキオを買い、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会へカラバッチョの作品もまたよかった。ローマ市内よく歩いた一日であった。

1月2日(木)雨のち晴れ

渋谷駅から成田エキスプレスに乗る。スーツケースが重くて駅の階段昇降に苦労した。リムジンバスの方がよかったか。11時に無事出国。成田でユーロに換えるが、現地で換えた方が率が良かった。
KLMオランダ航空でまずはアムステルダムに、前回はアリタリア航空で行ったが、オランダ航空のほうが機内食が美味しかった。今日は一日飛行機の中である。シベリア上空をとんでいる。窓側に座れたので快晴で下界がよくみえる。ときどぎ乱れることがあるが気流は安定している。アムステルダムで2時間休憩した後、スイスジュネーブにむかう。天気は雨だ、スイス人の女性の背の高さにびっくり、日本時間午前1時こっちはまだ午後5時眠い。ローマに着いたときにはどっと疲れたというか眠かった。

12月28日(土)晴天

 駒ヶ根の「やまぶき」という旅館に泊まった。いろりでの宴会、なかなか風情もあり、食事もたいへん美味しかった。朝はとっても寒く、空気も澄んでいるのか「やまぶき」から山がきれいにみることができた。
夕日の南アルプスもなかなかいい。見慣れている風景であるが、美しい山々はすっと目に飛び込んでくる。

2003年1月1日から駒ヶ根高原美術館で「駒美展」が始まる。招待作家のほか、地元の作家も出品した30人あまりの展覧会、私も出品し今日飾り付けに行ってきた。展示することで自分の作品がよくわかる。

12月14日(土)晴天

 休みになりほっと一息、家でのんびりとすごす。久しぶりの書き込みである。寒くなると、やることが億劫になり、なかなか絵が描けない、だんだん冬眠状態に入ってきた。年賀状もつくらねばと思うが・・なんとかこの休みにつくり始めよう。雪が積もり、ふんわりふんわり積もったかたちがおもしろい。

11月23日(土)晴れのちくもり時々雨

 きょうは矢野さんの個展を見に行ってきた。時井とジムニーに乗って中央道をとばして東京に向かった。ジムニーは中古で買ったとのこと、なかなかの性能でカーナビだのいろいろな装備が備わっていてびっくり、スポーツカーに乗っているような感覚であった。「武蔵境のギャラリーシティオ」は以前にも行ったことがあったのですぐに場所もわかり、作品をゆっくりみることができた。木炭だけのモノクロームな作品をここ何年かつくってきた矢野さんだが、今年は油絵と木炭を組み合わせ、フラットな画面でありながら、画面の密度と詩情が織り混ざり、心地よく、様々なことだまが聞こえてくるような作品であった。絵って此岸と彼岸をつなぐもの、彼岸からのメッセージそんなことも考えさせられたひとときであった。

11月12日(火)雨のち晴れ

グループ展展示のため飯田に向かう。朝は雨が強く降っていたので
、絵が濡れないようにしっかりビニールで覆って出かけた。松川あたりから雨もやみ、日が差し始めた。松川ではリンゴの収穫が始まり、こぼれ落ちそうなりんごが目に飛び込んできた。飯田では雨もやみ無事絵の搬入、展示をして帰ってきた。途中飯田でおいしいと言われる「いと忠のすごもり」を買ってかえってきた。あまいお菓子だった。



11月10日(日)晴れ

きのうは、山に雪が降り、伊那の谷にも雪が舞った。今年の冬はいつもよりずっとはやい。今日は一転していい天気であるが、山の紅葉と吹雪いているアルプスに見とれて写真を撮った。

11月7日(木)晴れ

今日は立冬、暦通りの寒さである。やっと朝晩の寒さに体が慣れてきたかなあ。
 4日(月)に松本市立美術館に行って県展をみてきた。途中の峠では雪がありびっくりしたが、この美術館で県展を行うのは初めてなので、どんな展示になるか楽しみであった。伊那では通路や控え室まで洋画を展示し大変見づらかったが、この美術館では展示スペースに余裕があり、ゆったりと展示してあり見やすかった。初めて見るような絵もあり、展示する場所によりこれほど違うのか改めて考えさせられた。工芸、彫刻の展示は今一歩だったなあ。また絵を展示する位置をもう少し上げてもよかったかな。今年の県展もこれで終わりである。

10月28日(月)曇り時々雨

急に寒くなってきた。昨日は音楽会が終わりほっと一息、26日に二紀展を見に行ってきた。9室に展示してありびっくりまた見やすいところにありうれしかった。
あこがれの作家の中に展示してもらい、自分の作品はまだまだであると思い帰ってきた。

10月14日(月)晴天

一日ゆっくり家で過ごす。午後散歩に出かけ、懐かしい火の見櫓を発見なかなかおもしろい形をしている。

10月13日(日)晴天
家族でブドウ狩りにいく。ブドウ狩りも終わりの頃でひとも少なくよかったが、ブドウが甘すぎてあまり食べることができなかった。光を透したブドウは美しいが、ちょっと熟しすぎかな。ひともおなじかな・・・

10月12日

 毎日書こうと思っていたがだいぶ日があいてしまった。思いつくままだ。
今日から駒ヶ根高原美術館で吉江新二展が始まった。初日なので吉江さんいるかと思ったが不在であった、残念。吉江さんもう83才なのに絵はうんと若い。色鉛筆やパステルで一見遊びに見える線が画面のなかに吸い込まれ、また表われ詩的な心地よい空間をつくり出している。今までの描いてきた流れが見えてまた作品もただよい、吸い込まれるようでよかった。展示方法工夫するともっといいのになあ。

10月3日

 昨日は図工美術の研究会に行き、久しぶりに疲れた。いいたいことを言ってきたのであとでその反動がどっときた感じである。気持ちいいものではない。やっぱり絵を描いたあとの疲労感がいい。子どもが採ってきた松茸をほんのひと切れいただき美味だった。

10月1日

 絵の搬入も終わり一息、あいにくの雨降りであったが、少し絵が濡れたぐらいですんだ。今年の夏は暑かったが、暑いときにせっせと絵を描き、絵の搬入が終わる頃には山々が色づき始める。もう秋だ。しばらくは絵のこと考えずにボーとしていたいものだ。

9月30日

 額、絵とも何とか完成、あれでは完成とはいえないなあ。昼間みたときにはよかったのに、思ったように見えてこない。これで出していいのか・・・・悩んでしまう。しかし期限があるというのは大変だが、何とか作り上げれるし踏ん切りがつく。明日トラックで運ぶが、雨が心配だ。

9月29日

 午前中娘の運動会、お昼を一緒に食べて帰ってくる。MICROMV、MPEG2のビデオをもっていったがパソコンに入らない。おかしいなあ。県展にも行きたかったが、額づくりで半日終わってしまった。箱の額を作っているが、まだ完成していない。今日中につくってしまうぞ。

9月28日

 長野県展伊那会場の飾り付けをした。昨日から2日間かけての飾り付けであった。今年は伊那文化会館だけで展示するので、展示スペースがなくて展示担当の人は割り振りに大変苦労していた。パネルをいっぱい設置したので、なかなか大変な展示作業であった。
 二紀の搬入、10月1日朝に業者が取りに来るのでそれまでに仕上げないといけない。額がまだできていない。明日は娘の運動会もあるが、明日中に額づくりやらねばならない。