チャイコフスキー・コンクール 〜ピアニストが聴く時代〜
中村紘子著
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有名ピアニスト 中村紘子がコンクールの審査員をしたときの感想を、回想を交えながら述べるエッセイ風の作品です。コンクール病と呼ばれる人々の過熱と裏腹に、実際の審査はどのように行われているか、興味深い著述が多数書かれています。私も試験が小さいころから大嫌いなので、コンクールというと本当に大変だなあ、といつも思います。
ピアノ奏法の基礎
ジョセフ・レヴィーン (著), 中村 菊子 ¥735
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薄い本ですが、ピアノを弾く時に大変参考になる
本です。多くの本が、何をすればピアノがうまくなるのかがはっきり書かれていませんが、この本は無駄なことがあまり書かれておらず、なおかつピアノを弾くときに大切にしなくてはならない事を、あますことなく書かれています。ピアノを弾く前に一読すれば、かなり違うと思います。ちなみに、中村紘子さんが冒頭で、ジュリアードでレヴィーン婦人から習ったことが、書かれています。
スタインウェイ物語
リチャード・K. リーバーマン (著), 鈴木 依子
(翻訳)
世界のプロピアニストの90%以上が使用している、スタインウエイのピアノのことがわかる本です。もちろんピアノが優れているので売れたのですが、それとともに経営の腕が非常に良かったということがわかる点でも、経営者の方の参考になるのではないでしょうか。スタインウェイのみずみずしい音は、本当素晴らしいですね。まさにピアノの王様です。
ピアノの巨匠たちとともに
フランツ モア (著), 中村 菊子 (翻訳) ¥2730
この本は、世紀の名ピアニスト、ホロヴィッツの専属の調律師の書いた本です。同じ調律師として共感できる点や、参考になる点がたくさんありました。ホロビッツのわがままな性格とかもよくわかって、けっこう面白いと思います。スタインウエイの調律師は結構会社にしぼられるなあ、ということもわかります。この他、ルービ
ンシュタイン、ギレリスなども登場します。後半は熱烈に
キリスト教のことが書いてあって、ちょっと気持ちわるい
ー、という感じでした。