![]() |
大道芸人とクリスマス<2002.12.25> めずらしく、クリスマスイルミネーションを観るために隣町まで出掛けてみました。15万個の電飾で彩られた通りは、人であふれていて、電飾で作られた動物たち(動物型トピアリー)の前では、子どもを写真におさめようという家族で賑わっていました。我が家の子どもも、動物から動物へ一個一個触りながら、道を歩き回って、楽しそう。 ![]() 少し買い物をして大通りへ出ると、これからパフォーマンスをしようという大道芸人の二人が、音楽と共にリズミカルに準備を始めていました。早くも、正面で見つめる子どもたち。「この寒いのに観るの?」と思っていると、大道芸人さんが、「これ以上は近づかないで」の白線をチョークで引き始めます。その引き方が、子どもの足があれば、そのくつの形に輪郭をとって引いてくれ、座っている子には、ひざがしらの形に引いてくれるのです。こんな、ちょっとしたことで、うれしくなって、子どもと共に鑑賞。風船や人形、炎を使ったパフォーマンスを1時間近く見つめていました。 そうえいば、東京都は大道芸人にライセンスを与え公園などでの活動を認める「ヘブンアーティスト」制度を今年から始めています。この日観たものが、許可を受けていたかはわかりませんが、こうした、大道芸は、やはり、心が温まる文化のような気がして、大賛成。安全と交通の妨げにならないなら、観られる機会がもっと増えればいいと思います。 芸が終わると、お決まりの「ぼうしにチップ」の時間。子どもには硬貨を持たせて行かせると「子どもが多いですよ〜」と、すかさずお札のリクエスト。“こまちゅ”が入れに行ったので、帽子の中の様子を聞くと「結構、入っていたよ。」とのこと。あの、大道芸人さんたちも、懐の暖かい、クリスマスになったでしょうか? 皆様、よいお年を。<encha> |
![]() |
ADSLを設定する<2002.11.22> 長い間、ダイヤルアップ接続で特別不便を感じていませんでしたが、ADSLの料金もずいぶん手ごろになってきたので、ADSL12Mに変更することにしました。しかし、我が家のパソコンは3年前のもの。ADSLに必要なLANボードもついていない。いろいろな説明をインターネットと取説本で読み、LANボードは自分で取り付けられそうと判断。念のため、PCに詳しい人に聞くと、「簡単だよ。でもさあ、そういうのって、普通、ご主人がやるって言わないの。」とするどい指摘。ははは・・・・。そう、“こまちゅ”は、まったくPCの環境設定には関わってくれないのです。パソコンは娘の出産プレゼントに“こまちゅ”が買ってくれたのですが、インターネットの設定やその後のアプリケーションのインストールなどはすべて私がやっております。はい。「できない」というより「興味がない」らしい。でも、PCは使っていますよねぇ。ひたすらフリーセル(ゲーム)ですが。(ちなみに、フリーセルは1番から4890番までこなしています。)(-_-;) さっそく、LANボードを買いにパソコンショップへ。どうせ、本体を開けるならメモリも増設しようとそれもGET。店員さんにパソコンの機種名を伝え、何度も確認して(ドキドキしながら)買いました。夜、子どもが寝静まった後で、恐る恐るパソコンのネジをはずし、取説を見ながら汗をふきふき、部品を入れました。(その間、“こまちゅ”は全く手を貸さず、TVを眺めておりました。(T_T)) おーっできるじゃん!!。無事終了。ADSLモデムの接続もなんとか終わり、開通! ダイヤルアップの「電話をかけて、パスワードの認証」の時間がなくなり、すぐメールチェックできるのがうれしい。インターネットで動画も音声も時間を気にせず聴けるのがうれしい。と今のところ、いいことだらけです。(月額支払いが増えるのは、目をつぶりましょう。) 自分でハードをいじることなど無理と思っていましたが、「やればできる」とほんの少し自信がつきました。<encha> |
![]() |
絵本を片手に乗り物に乗る<2002.10.9> 『のりものにいっぱいのったんだよ』(柴田 晋吾:作・樋泉 雪子:絵 1989.12発行)という絵本をご存知でしょうか?小さい子ども二人と両親で電車を乗り継いで箱根に行くお話です。まるで、鉄道会社の宣伝のようなストーリーなのですが、長男が小さい頃から「いつか、この絵本のように乗り物に乗ろう」と思っていたものです。秋の一日、電車のフリーパス券を持って、いざ出掛けました。 在来線から小田急ロマンスカーへ。物心ついてから特急電車に乗るのが初めての長男は「なんで、電車の中にテーブルがあって、ジュースがこぼれないの?」と驚いた様子。静かだものねぇ。次に箱根登山電車。すれ違うために、電車の前と後ろがかわるので、一番端に乗り込みました。箱根登山ケーブルカーは傾斜角度が急です。早雲山からは新型ゴンドラ。とても高速で「わー飛行機で空をとんでいるみたい。」と娘。大湧谷駅で温泉卵を食べて箱根ロープウェイで桃源台駅へ。ここで、昼食&陶器の絵付けに挑戦。芦ノ湖に浮かぶ海賊船(遊覧船)に乗り箱根町へ渡り、そこから箱根登山バスで箱根湯本まで戻りました。箱根おもちゃ博物館で、ひとしきりブリキのロボットなどで遊び、お土産を手に、また、ロマンスカーで帰ってきました。 絵本とは少し乗ったものが違うのですが、家に帰ってきてから絵本を開いて、「これに乗ったよね。」 「今日乗った乗り物は自転車と乗り換え電車全部数えて12コ(12回)!!」と盛り上がったのでした。 東京都内の乗り物に乗る『のりものいっぱい』(もみやま ちよ 作・絵 1984年)という絵本もあります。「乗り物に乗ることが目的の旅」もいいものです。(親は体力勝負?!) <encha> |
![]() |
捻挫の関連性は?<2002.10.9> あら〜、今はもう10月。前回の更新から2ヶ月も経ってしまいました。既に夏は過去のものという感じですが、夏休み中の出来事です。 夏休みに田舎に帰省しました。「今年は子どもと虫取り・プール・川原あそび」と張り切っていたのも2日めまで。3日めに、“こまちゅ”がゴルフ場で捻挫をして帰ってきました。一緒に行った義弟までも、仲良く捻挫。平地を普通に歩いていての捻挫に「日ごろの運動不足のせいだ」とブツブツ。義弟は若さのせいか2日目にはほとんど平気。ところが“こまちゅ”は整形外科へ行くことに。「休みにもなるし、ギプスで固定したほうが後遺症が少ない」と言われ、あらま!大怪我の様相。(骨に異常はないし、ギプスはどっちでもよかったぐらい。)このため、プールはもちろん、外出もままならず、“こまちゅ”はひたすら家で読書。父との交流!は、子どもとともに、そうそうに見限ったのでした。 さらに、お盆の慣習として「新盆まわり」を予定していたのすが、その親戚づきあいにも“こまちゅ”は出掛けず。いわく「行けるけど、行く先々でこのギプスの説明をするのが面倒」。確かにたまにしか会わない親戚に「ゴルフで捻挫した」とわざわざ言うのも恥ずかしい。「しかし!」と、一人で訪問する羽目になった妻の不満が、フツフツとたまる“こまちゅ”の捻挫。 さて、夏休みも残り1日となり、荷物を車に積んで、帰り支度の最中。なんと、道路を歩いていた自分も、足をひねって軽い捻挫状態に。普通に足を進めると痛いのですが、はっきり言って、「捻挫した」とは家族へは言えませんでした。「二度あることは三度ある」三度目が自分だなんて、あ〜あ。(捻挫は2週間ほど痛かったです。)<encha> |
![]() |
ディズニーランドとCS<2002.8.8> 子どもを連れて7年ぶりのディズニーランドへ行って来ました。渋滞と行列が大の嫌いな“こまちゅ”の方針で、なかなか行く機会のなかった場所。ようやく行く気になってくれたのを幸いとはりきったのですが。 なんと、チケット売り場で3歳の子の分までチケットを購入してしまいました。ディズニーランドは3歳以下は無料なのに。チケットを買い、いざ、入場というときになって“こまちゅ”が「チケットいくらだった?春陽はタダじゃないの?」とのつぶやきを聞き、“が〜ん”でした。朝8時から20分以上は並んでいたのに、よく掲示を見ず、もう、子どもは有料だと思い込んでいた自分が悲しい。「まあ、チケット持って堂々と入ればいいじゃん」という訳のわからない“こまちゅ”の慰みを聞きながら、「『堂々と』って、春陽は堂々とタダだったんだから・・・」との言葉は飲み込み、「責められるよりいいかっ」・・・で、チケットのことは忘れることに。(でも、3700円あったら、あれも買えたのにと、実はくよくよ落ち込んでいる。) さて、ディズニーランドは企業としても顧客満足度(CS)が高いことで有名。園内の掃除が行き届いていることはもちろん、スタッフにアルバイトが多いのに、機転が利くというのは、一人一人が真剣に仕事をしているということでしょう。今回来て気が付いたのは、園内を回るバスや汽車に乗ると、そのアトラクションのスタッフが手を振ったりして子どもを楽しませてくれるのは当たり前ですが、途中、途中の道にいるスタッフも、そのアトラクションに関係ないスタッフも、こちらを見て手を振ってくれること。なかなか恥ずかしがって手を振らない子どものかわりに、つい笑顔を作って手を振ってしまう母。「園全体で自分たちを楽しませてくれている」という満足感がうれしいひとときでした。 行列に不機嫌顔の“こまちゅ”と、乗り物がこわいという子どもたちを尻目に、一番喜んでいたのは自分だったという、夏休みのイベントでした。<encha> |
![]() |
美術館とラーメン屋<2002.6.12> 練馬区立美術館に「はじめての美術 絵本原画の世界展」を観に行きました。宮城県美術館が所蔵している、主に福音館書店から出版された「こどものとも」に使われた絵の原画展です。「ぐりとぐら」作:おおむらゆりこ、「かばくん」作:中谷千代子、「おおきなかぶ」作:佐藤忠良 といった名作とあって、どれも見ごたえ十分。学芸員の説明を聞き、それぞれが、絵や彫刻のプロの作品で、そういった作品に子どもの頃から接することができるのは、本当にすばらしいことだと改めて実感しました。40年たっても色あせない魅力は、「本物が故」なのでしょう。最近の絵本の中に、40年後どのくらいの作品が残るのか見届けたい気分になりました。 ところで、美術館は家から少し遠く、「一人で電車で行く」か「運転手付きで家族で行く」か考えました。少しは観せたいけど、一緒だと落ち着いて観られないであろう子ども二人と、興味のない“こまちゅ”。一番自分にとって都合がいいのは、「一緒に行って、子どもが飽きたら“こまちゅ”が子どもの相手をする」というもの。(我ながら、わがまま。) そこで、“こまちゅ”の好きなラーメン店めぐりを提案。いつもは、わざわざ遠くのラーメン店まで出掛けていって、30分以上も並んでラーメンを食べる“こまちゅ”の趣味にブツブツ言う私も、こういうときは調子がいい。美術館付近で本に載っている有名店へ出掛けることにして、“こまちゅ”も一応?目的ができ、運転手役OK。 理想として、「美術館で静かに鑑賞できる子どもになってほしい」との願いを込めて連れて行ったものの、10分で理想はガラガラと崩れ、外でスポーツ新聞を読んでいた“こまちゅ”にお引取り願うはめに。母と父はそれぞれ目的を達したものの、つきあわされた子どもたちは、楽しかったかどうか・・・。4人の満足を調整するのはむずかしい。<encha> |
![]() |
みそたき<2002.5.10> 5月の連休中、“こまちゅ”の実家で「味噌炊き」をしました。“こまちゅ”家でも何年ぶりかのこと。自分の実家で味噌を作っていたのは、小学校低学年の頃まで。5月のすがすがしい青空と、借りた釜や機械が置いてあった敷地の横の、レンゲ畑の濃いピンクの花を思い出します。 味噌炊きは大なべで大豆を煮て、それを機械に入れて挽いて、お蕎麦のようににょろにょろ出てきた生地を、レンガブロックのような“みそ玉”にし、そこに“こうじ”をつけます。後日、塩を混ぜて1年寝かせるようです。今回は、その味噌玉を作るところまでを、子どもたちとともにお手伝いしました。子どもにとっては粘土そのもの。熱い生地をおばあちゃんが均等の大きさに分け、それを四角くまとめるのが役目。結構大きいので、1年生になったばかりの息子には手に余ったようですが、必死に四角を作ろうとしていました。 実家で、味噌炊きの思い出話に花が咲き、「味噌炊きをしたのはどこだっただろう」「今は体育館がある場所だ。」「レンゲ畑は最近見ないね。」などと、田舎とはいえ、いろいろ変わった風景に思いを馳せました。最近、テレビ番組の「ダッシュ村」というコーナーを熱心に見ている息子。生活のための昔ながらの仕事・作業を、子どもは「楽しそうなこと」としてみています。自分も少なからず手伝っていたことを思うと、そういう体験を子どもにさせておくと、大人になってからの思い出が増えるなあ、と感じた連休でした。<encha> |
![]() |
節分もお楽しみ行事だった<2002.3.20> 今は3月。今年の桜はせっかちで、3月16日には開花宣言が出され、近所の桜も5分、7分咲きだというのに、「節分」の話ですみません。 今年初めて、「節分」の日に近所の神社へ行きました。あいにくの雨で、肌寒く、祈祷の間待っているのが大変だったのですが、子どもと二人、「何を投げるかな?」とわくわく。結局「今年は下がぬかるんでいるので、投げません。豆・みかんをお取りください。」と言われ、手渡しで頂いてくるという、少し寂しい節分でした。 ところで、私の実家では例年、豆まきを盛大にしていました。まだ、祖父母が健在で、自分たち姉妹が小学生の頃は、7人家族にご近所のおばさんが2人ほど加わり、暗くなった家の中で、豆まき・豆集めをするのです。 まず、祖父が景品の日用雑貨を買って用意します。「はたき」とか「ハンガー」など、今では当たっても「いらなーい」と言われそうなものですが、当時はまだ、結構重宝がられた品でした。祖母が乾かしておいてくれた「かぼちゃ」の種に子どもたちが景品の名前を書きます。それから「おひねり」。祖父や父のカンパの1円玉5円玉10円玉、ほんの少しの100円玉を、四角く切った習字紙に包みひねります。それに、豆菓子、ピーナッツ、みかんなどをまぜ、準備完了。夕方、父が玄関で大声で「鬼は外。福は内」と言いながら豆をまき、暗くなると座敷に皆で集合。おのおの、菓子箱などの箱を持って座ると、電気を消して・・・。父の「鬼は外。福は内」の大声とともに頭の上から豆やみかんが降ってきます。それをできるだけ早く自分の箱に入れる。もちろん、一番のお目当ては「おひねり」。キャッキャいいながら、暗い中手探りでかき集めます。明かりをつけて、戦利品を見せ合い、かぼちゃの種は景品と交換されます。一番チビだった自分はなかなかいいものが拾えず、大抵は母から後で分けてもらっていました。 実家では、今はご近所さんを呼んだり、景品の用意はなくなったものの、世代交代しつつ姪や甥がキャーキャー言いながら、豆や「おひねり」をかき集めているようです。<encha> |
![]() |
お正月の過ごし方<2002.1.20>
1月も下旬にはいると、お正月気分はどこへやら。いまさらお正月の話題を書くのは気がひけるのですが、今年は年末年始に体調を崩し、寝込んでいたので、初詣にも行けず、なんだか、お正月を過ごした気分ではなかったのです。行けなかったからという訳でもないのですが、自分がいつも慣行的にする、年末年始の過ごし方をご紹介します。 |