6月4日、市場18社にお越しいただき、これからの時期へ向け全ての品目を対象とした販売推進会議を執り行いました。
これからの時期JA上伊那では、鉄砲ユリ、トルコギキョウをはじめとし、スターチス、洋ユリなどの中核品目、アゲラタム、エレムルス、スカビオサ、エリンジューム、エキノプス、姫ひまわりなどと言った草花類、スモークツリー、ナナカマド、ヒペリカムなどの枝物の類にいたるまで、多種多様な品目の出荷が最盛期を迎るため、この時期に全体の販売会議を行なっています。
今年度は昨年来大きな話題になっている農薬問題等も踏まえ、JA上伊那の生産販売方針、また、現在の作況について市場の皆様に資料と説明をもってご理解いただきました。
(資料より:平成15年度JA上伊那花き生産販売方針)

会議の様子
<写真−JA上伊那本所(伊那市)にて>
その後、市場の皆様よりのご意見をいただきました。
今年度の会議は特に情報の授受を大きな課題として討議を行いました。会議の中でかつては競り重視だった販売が、ここ数年来事前販売に対する規制が緩和されたことに伴い、多い市場様においては総出荷量の7割近くをインターネット等を通じ前売り販売されているとのお話もいただき、有利販売には情報が重要な時代へと変化して来ていることを実感しました。
また、産地〜市場〜花店だけではなく、消費者への情報提供を積極的に行い、花に親しみやすい環境を整え消費を拡大する必要性についても討議されました。

市場各位より現在の情勢や課題等を伺います
当JA上伊那は気候や交通網に恵まれている面も多く、生産・販売面に有利な条件が多いと感じています。その条件を生かし、今後更に多くの市場・購入者様にご支持頂き、発展して行かなければならない自覚の元に生産・販売を行なって行きたいと思います。
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