12月10日・12日 アルストロメリア現地目揃い会の様子(京都生花市場にて)
京都生花市場 12月10日・12日の両日、先般始めたアルストロメリア湿式輸送の着荷状態のチェックと、生産者による市場の状況確認のためアルストロメリア専門部部会員全員参加の元、京都生花市場様にて現地目揃い会を開催しました。
 全員で自らの出荷物を確かめ、また他産地様との比較を行なうためのもので、昨年度より取り組みを始め、今年度で2回目となりました。

 はじめに荷置き場にて出荷物のチェックを行ないます。多くの生産者は湿式輸送を開始してから初めて市場での現物確認となるため、乾式との比較に熱が入ります。
荷置き場にて 荷置き場にて 荷置き場にて
荷置き場にて、立箱を中心にそれぞれの出荷物の状態をチェックします
 着荷状態は、選花場から輸送を経て競りに至るまで、常に水分が供給されているため花も葉も張りがあり、かつ花色も抜けず、圃場で開花したのとまったく同様の状態であることに予想以上の湿式立箱輸送の効果を実感しました。

 続いて会議室をお借りし、現在の情勢や湿式立箱輸送の評価など、さまざまなお話を伺います。
会議の様子 会議の様子 会議の様子
会議室にて、さまざまなお話を伺います
(写真左より / 西村常務様、高山常務様、秋山主任様 / 久守部長様、秋山主任様)
 湿式立箱輸送に関しては大変高く評価をしていただいていること、また、情報販売へ向けた取り組みへの要望など、販売面に関わるさまざまなお話を、また、平成16年6月に移転される予定の市場や、機械競りへ移行の中で競り上げ方式を採用された経緯などにつき、各位よりお話頂きました。

 最後に、再び荷置き場へ場所を移し競りの見学をさせて頂きました。
競りの様子 競りの様子 競りの様子
競り中の様子
 昨年同様活気ある手競りの雰囲気には改めて身が引き締まる印象を受けたとともに、移行される予定の新市場に更に期待が高まりました。

 以上で全ての日程を終えました。湿式立箱輸送を開始してから初めての取り組みであること、また、生産者全員で市場を見学する機会があまりないことなどを併せ、大変勉強になる良い機会となりました。
 最後になりましたが、昨年に引き続き大勢での見学を快く引き受けていただいた京都生花市場様、また各担当の皆様には大変お世話になりました。見学させていただき、またお話いただいたことを元に今後とも期待に応えられるよう、努力してゆきたいと思います。
京都生花市場
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