謹んで新春の御慶びを申し上げます。
2005年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。また、御家族皆様お揃いで新年を迎えられたことと御慶び申し上げます。
昨年は春の凍霜害に始まり、猛暑、旱魃(かんばつ)、また、観測史上最多の台風の上陸、新潟中越地震と自然に振り回された一年で、花き栽培に大変苦労をし、切花の品質面でも最良のものは得にくい年でした。
販売面では湿式立箱での輸送で鮮度の良さが評価され、またお取引市場の販売ご努力より、一昨年を僅かではありますが販売金額で上回ることが出来ました。この場をお借りし、厚く御礼を申し上げます。販売も近年多様化し、ネット販売、前売り情報など取り組まなければならない課題もまだまだたくさんあると自認しています。
長らく異常気象と言われていますが、ここ2〜3年は梅雨に雨が降らず空梅雨で、夏は高温旱魃の傾向となっています。このような気候が続くのなら品目・品種、また生育ステージの研究など気象に対応できる作型の開発にも取り組まなければなりません。花き業界を取り巻く環境はまだまだ厳しい状況ではありますが、JA上伊那ブランドの構築のため部会員一丸となって取り組む所存です。
本年2005年が花き産業にとって良い年となりますよう、御祈り申し上げます。
JA上伊那の花をよりお引き立て下さいます様、心よりお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
2005年1月 JA上伊那花き部会長 倉田英昭
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