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伊那中央衛生センターはバチルス菌による水処理理論と実践の発祥の施設です。自然界にごく普通にいるバチルス菌の能力を向上させることにより、良好な処理が可能になりました。 |
(1)生化学的性質 @ し尿成分の分解性・資化性を持つ。 |
(5)抗生物質・酵素の分泌 この菌は、強い酵素や胞子形成期に抗生物質を分泌し、大腸菌などを溶菌、死滅させる(6)吸着性・凝集性 胞子細胞壁は吸着性があり粘着物質で覆われているため、吸着、凝集しやすい。 (7)フィラメント化 この処理細菌は、高栄養条件下でフィラメントを形成し、なかなか解体しない。糸状菌といわれている菌のほとんどはこの処理細菌である。 |
(2)増殖速度 処理細菌は栄養が与えられると、極めて速い速度で細胞分裂して増殖する。資化、分解能が高い。 |
(8)ミネラルなどの効果 珪酸は胞子形成に必要であり、マグネシウムは増殖速度を速くする働きがある。 |
(3)生育速度 低温から高温まで幅広く増殖する。 |
(9)高菌体濃度と優占化 以上の性質から、高菌体濃度(109〜1010個/ ml)と優占化が可能となる。 |
(4)胞子形成能 処理が進むと胞子を形成する。胞子は悪条件に極めて強く、増殖した菌の数が蓄えられる。 |
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